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シンゴジラをテレビで娘と見て。

先日、たまたま自宅で映画シンゴジラを見ました。娘は一度映画館で見たことがあるそうで、いろいろ解説をしてくれました。自衛隊の組織、装備、内閣の指令本部など本物そっくりだそうです。首相を囲んで大臣たちが進言している場面がありました。若い女性が首相に対し助言をしていました。私はすかさず娘に、首相に発言できるのは大臣クラスだからこのような若い女性が(少なくも映画では若手女優でした)首相に意見を言うのはおかしいと噛みついたら、娘曰く「防衛大臣だから」との解説。「あーそーか、稲田防衛大臣と思えばいいのかなー」など会話。しばし、映画を観ながら娘と会話をつづけました。映画のおかげで娘と会話が成立しました。父と子供の会話が成立しないという話も聞きますが、映画のおかげでたっぷり娘と会話ができました。映画、シンゴジラに感謝。

マンション大規模修繕の問題、NHK,読売新聞で報道、解決策?

10月19日(木)NHKクローズアップ現代の番組でマンション大規模修繕の建築コンサルタントや建設会社の不適切業務について報道がありました。また、2,3週間前、読売新聞でもマンションの大規模修繕の問題、建築コンサルタントや建設会社の不適切業務についての記事です。同じ分野に勤める者として恥ずかしい限りです。

マンション大規模修繕問題について原田敬美のブログでも半年前、自分のマンションの大規模修繕の際のトラブルを書きました。また、某マンションの大規模修繕のコンサルタントを依頼された際のトラブルも書きました。マスコミの報道を見ると、類似のトラブルが相当数あるのでしょう。

自分自身が建築家、コンサルタントという仕事をしていますが、大規模修繕の際の建築家、コンサルタントの選定方法についてです。複数(3人から5人程度)の建築家、コンサルタントに声をかけ、面談し、経歴(学歴のことでありません)、業務経験、仕事に対する取り組み姿勢、仕事の方法論、費用(安ければよいというものでありません。専門家に対する報酬を支払う必要があります)の考えを聴取し、それから、相性が合うかどうか、を含め管理組合の理事が総合的に判断することにつきます。管理会社は管理会社ですから、彼らはあくまでも事務局です。管理会社に大規模修繕をやらせるべきでありません。それこそ、管理会社が担当すれば、仕事の内容、費用のことなどチェックのしようがありません。

 

港区長秘話88、「俺とやり方が違う」元区長のコメント

区長選を引き受けるにあたり私を後継者に引っ張り出した元区長「私は院政を敷きません。原田さんのお好きなように」と言われました。区政の根本方針は同じですが、具体的な方法は異なります。経歴、専門性、交友関係、人生観など異なりますから区長の仕事のやり方が異なるのは当然です。区長就任後しばらくし「原田さんのやり方は俺と違う」という元区長S氏の声が時々聞こえてきました。氏は豪快な付き合いをし「まー一杯飲めよ、〇〇君」と言ったスタイルでした。言葉づかいも異なりました。S氏は「俺」、私は「私」。私の言葉づかいは例えて言うとジェントルマン、研究者風。元区長氏のコメントはある種の私に対する牽制と感じました。

大きな方針は同じでも具体的方法は異なります。得意技は各人で異なります。野球の事例、イチロー、王などバッティングスタイルは独特です。昭和30年代中ごろ、今はない大洋ホエールズに近藤和彦と近藤アキヒトという選手がいました。素晴しいバッターです。近藤和彦は左打者、バッターを寝かし、かつ、ボールを待つ間バットを振らしタイミングを取り、ヒットを打つという変則型。近藤アキヒトは右打ち、小柄、バットをコツンと振り、ヒットやバンドを打つ名打者でした。両者とも個性あるバッティングですが、良い成績を残しました。おそらく、監督、コーチは俺と違うとは言わず、個性を活かす指導をしたのでしょう。

他のスポーツ選手でも、100m短距離の陸上選手と柔道の100キロ級の選手では体型、発達した筋肉など異なります。100mの短距離選手に「あなた運動神経いいから柔道の試合に出てくれ」とは言われません。柔道の100キロキロ級選手に「あなた運動神経いいから100メートルの短距離競走に出てくれ」とは言われません。

得意技はそれぞれ異なります。バッティングフォームが違う、得意技が違うと言われても困ります。要は結果が出ればよいわけです。

兵庫県太子町で「港区の経営」の講演。隣のたつの市も含め素晴しい町。

8月上旬、兵庫県の知人の紹介で兵庫県太子町の経者を中心とする150名程度の方々に「港区の経営」について講演しました。財政再建、行革、新規施策など積極果敢に取り組んだ体験談、経営の参考となる話題を提供しました。多くの出席者と交流しました。太子町は姫路市の西隣。工場が立地し、財政的に自立している自治体と聞きました。斑鳩寺という古刹があります。1400年前聖徳太子が創建されたそうです。ユニークな建築があります。聖徳殿という六角形の3重の塔です。何度か再建され、最近では大正三年、棟梁伊藤平左衛門です。伊藤事務所の現社長は私の勉強仲間。ここにも伊藤平左衛門先生の作品があった、しかも不思議なフォルムの。先先代?の伊藤平左衛門先生の秀作に脱帽。山陽本線網干駅から車で5分。歴史とユニークな建築に、お参りと見学をお勧めします。後日スケッチを描くつもりです。町役場が最近完成、すばらしい建築です。空間構成、ディテール、材料の使い方など、勉強になります。もっとも、お会いした某町議会議員曰く、「40億円の工事費でこれから何十年も借金を返さないといけないから大変だ」と辛口コメント。

太子町の西隣はたつの市です。宿泊したのは梅玉旅館。(天然記念物かたしぼ竹で有名です)元家老屋敷だった敷地で、庭園が立派です。「寅さん」のロケに使われた旅館です。城跡を訪ねました。城主は脇坂家。どこかで聞いた名前と思ったら、忠臣蔵事件で浅野家(赤穂はさらに西隣)赤穂城の受け渡しを担当した大名です。引き渡しを反対する藩士が攻撃する恐れもあったでしょうから大変な任務だったと思います。城跡の御殿(私の知人はここで結婚式をしたそうです)、城主の庭園跡である聚遠亭、城下町を歩き、その佇まいを楽しみました。主要産業は薄口醤油、素麺、皮革の生産です。市内を流れる揖保川の水質故、独特の薄口醤油の生産にふさわしい立地です。当時の醤油工場が歴史記念建築として維持されています。また、地元の若手が空き店舗の活性化、有効活用などの活動をしています。面白い店舗がありました。相当年季は経っていますが、吹き抜け回廊付き、天井にトップライト。斬新なデザインに感銘。姫路駅からJRで22分。街歩きお勧めです。姫路城もよいですが。

姫路城はその美しさと規模に感銘。敷地規模は江戸城(皇居)とほぼ同じと思います。中国人観光客、白人の観光客を多く見ました。運命(不運)を感じました。持参したカメラのバッテリーが故障しました。せっかくの姫路城を前にし自分のカメラで撮影できませんでした。安藤忠雄さん設計の文学館を姫路城の前に見学しました。これもすばらしい空間構成です。子供たちや大人も図書を楽しんでいました。一つ都市計画上の問題点を見つけました。文学館周辺は2階建ての住宅地。住居系の指定と想像します。文学館の道路挟んで反対側に雰囲気の異なるホテルが立地。都市計画上許されないはずですが。いずれ姫路市の都市計画図を調べてみたいと思います。暑い日で下が素晴らしい町を見学しました。

妻へのメッセージ

私は20歳の時1年間アメリカの大学へ留学、22歳でスウェーデンの設計事務所へ技術研修留学、25歳で再度アメリカの大学院へ2年間留学しました。(何度も書きますが)。早稲田の理工学部建築学科は一学年180人中女子学生は2人、と異なり、学生の半数は女子学生。美しい才媛の女性に囲まれ過ごしました。授業に追い付くのがやっとで、また、宿題で追われまくり、女子学生を意識する間もなかったというのが実態でした。振り返れば、もう少し余裕があってもよかったと反省。そうした多くの美しい女性を見てきた経験の下、あなたを選んだのだからと妻に褒め言葉。他人の評価は別です。

仲間づくり、新人へのメッセージ。

大いに異業種の方と仲良くなりましょう。私は30歳で独立自営しました。外の情報を仕入れることは大切です。多くの知人、友人から異業種交流、勉強会にお誘いをいただき、異業種の方々と面識をいただきました。できれば自身の地位が確立する前につきあうとよいでしょう。留学生の集まりに出席しました。後年中央官庁のトップになった方と親しくなりました。都市問題研究で著名な柴田徳衛先生の勉強会に誘われメンバーになりました。メンバーの多くは地方公務員。中に都庁の局長になった方、港区の管理職員なった方などいます。行政の資料を頂いたり、港区長に就任した際助けていただきました。ある異業種交流に誘われました。メンバーは法律経済分野の方が多くいました。後年朝日新聞の社長、日銀の理事などに就任しました。そんなご縁で40歳の頃朝日新聞のコラムを依頼されました。建築家としたら畑違いの日銀の業務のお話を聞かせてもらいました。

区長秘話ー37 原田人事構想破壊命令?!

施設課長、都市計画課係長人事で、先の区長秘話で既述したように刷新しなければと思い、行動しました。以前、元区長S氏から相談相手にと紹介された麻布十番のK氏に構想を話しました。

私の構想は次の通りでした。施設課長人事は旧知の東京都財務局技監(局長級)H氏を訪問、若くて元気のよい管理職を派遣してほしいと要請しました。H氏は即座に課長候補者リストを見せてこのHを派遣すると私に回答しました。その際言われたのは港区の人事課長が人材派遣について事務的に東京都の人事担当と会話すると事務的に処理されるので、「本件は特別だから上層部に話を挙げるように」と発言するようにしてください」と言われました。私は区長室に戻り、人事課長(現武井区長)にそのように指示しました。ふたを開けてびっくり。別人が東京都庁から派遣されました。財務局技監H氏と同様、旧知の財務局長A氏に申し訳ない気持ちでした。当時の事の顛末は今の区長武井さんにどうだったのか聞きたい気持ちです。おそらく、この構想(まじめで、しがらみのない、有能な課長が東京都から派遣されることは元区長とK氏(水面下で港区政をコントルール)に取り不都合だったのでしょう。武井人事課長は私の指示通り行動しなかったこと、成果を出せなかったことは人事課長として重大な責任問題です。現在、逆に、人事課長が武井区長の指示に対し成果を出せなかった、武井区長はどのように反応するでしょうか?

もう一つの構想です。もう一人、都市計画課の重要な係長に東京都庁の職員S氏を招くことでした。S氏は優秀な建築技術職員。かつて共同で建築基準法に関する本を書いたこともあります。港区では街づくり部門の部長と野党で何でも反対と騒ぐ(大声あげたり、脅したり、凄んで見せたり)議員と街づくりの施策について裏で出来レースをやっているのではと思える状況でした。また、そういう話も伝わってきました。しがらみのない真面目で優秀な人材を据えて広く都市計画部門を見てもらおうと思った次第です。この構想もつぶされました。これも元区長S氏とK氏にとり不都合だったのでしょう。S氏本人にすでに話を通し、内々了解をもらっていましたのでS氏にご迷惑をかけました。
私の人事構想について「破壊命令」が水面下で出たのでしょう。区長の指示を誠実に実行できない当時の人事部門は問題ありでした。

港区長秘話26、課長の進講、十番公共駐車場再建問題、区民税滞納整理、土地交換問題…

平成12年6月区長就任後、多くの課長のご進講があった。重要課題の説明は自分にとり勉強である。いくつかの喫緊の重要課題があった。麻布十番公共駐車場の経営再建、区民税滞納問題、土地交換問題などである。

麻布十番公共駐車場は平成11年開業、1年間で利用率は低迷、1億5千万円の赤字を抱えていた。直ちに再建のための検討チームの編成を指示、担当課長を中心に、外部から弁護士、駐車場専門家などに検討チームに参加いただいた。提案を直ちに実行した。1年後に7千万円の黒字にした。駐車場の利用率を上げること、そのためにPR活動をする、組織体制のスリム化、利用者のためのハード設備の改善などである。担当課長や職員ががんばった。やればできるでしょうの典型例。気になったのは改善策が最初の議会で否決されたこと。理由が不明。いわゆる議会対策の問題があったか。急いで決めなけらばならない対策も議会の都合で振り回された。新人区長に対するあてつけがあったのかもしれない。

税務課長Y氏からのご進講で「港区の区民税滞納率は23区で最悪です」と説明があった。税務課長の人柄か、ニコニコしながらの説明だった。私は少しムカッとなった。税務課長に対し、思わず「来年まで滞納率を23区中位にまで改善しなさい、それまで課長の区長室お出入りは禁止!」と厳しく指導した。課長は課に戻り係長を集め区長指示を説明したのだろう。税務課職員は頑張って滞納整理を進めた。翌年13位まで改善した。その顛末については週刊文春に滞納整理の対象となったタレントの中村うさぎが毎週のように港区役所の悪口を執筆した。悪口であるが港区税務課職員が一所懸命滞納整理をした証拠である。これも、やればできるでしょうの典型例。

土地交換問題は20年来の問題である。K社が所有する芝公園内の土地と港区役所所有の浜松町駅前の土地交換である。私は直ちにK社社長O氏を訪問、土地問題を我々の代で解決しましょうと提案した。了解を得た。問題解決の議論、協議のため、トップ同士で話し合いをする提案をした。実務的に交渉担当者を1人任命し、交渉は、実務者同士と、トップ同士とすると、競技方法を提案し、了解を得た。港区は部長を1人任命、K社は役員を1人任命した。他の人間、たとえば議員も含めだれにも交渉に立ち入らせないとした。この手の交渉は関係者を限定しないとまとまるものがまとまらなくなる。その交渉方法が功を奏し、結果、土地交換が成立した。しかし、一部議員(口を出したがらう議員が若干名いた)から嫌われた。結果を出したので私は、そして区民は満足。一部議員から「何か裏があっただろう」と疑いの質問が議会であった。ばかげた質問だった。その議員がやましい気持ちだから、そういう質問が出る。私はきれいさっぱり交渉に臨んだ。1円たりとももらっていない。お中元の類の贈り物が届けられたが、返送した。トップや交渉担当者はこうあるべきである。

こうした問題解決は、うれしい一方、嫉妬、ヤッカミに向かっていく。世の常。

 

JR東日本大宮総合車両センター見学会

10月18日(土)早稲田大学技術士会主催で大宮市にあるJR東日本車両センターの見学会を開催しました。私は会長を務めております。人間ドック、あるいは、自動車の車検のように、車両も定期検査が必要です。その工場です。たまたまカシオペアやSLが整備中で、目の前でその美しい姿を見ることができました。機械と機能美の塊です。工場自体、整然とレイアウトされ、工具の配置、作業台の配置は模範的でした。日本の鉄道技術のノウハウの集積基地です。そこで働く作業員は年齢構成に配慮し、技術の伝承に配慮しています。SLはマニュアルというより口伝による技術の伝承のようです。資料館には鉄道マニア垂涎の鉄道グッズが展示されています。近隣の小中学校児童生徒の見学会を開催、また、年に1度地域開放をしているとのことです。改めて訪問したい気持ちです。

建築的には明治時代に工場が建設されました当時の配置図を見て感激しました。できれば関連資料を探してみたい思いです。なければ、研究の価値あり、で、自分で、研究論文を書いてみたいきもちになりました。

日本の鉄道技術のすばらしさを実感し、今後もすばらしい技術を後世に継承していただきたいという思いでおります。必見の施設です。

港区長秘話その5 助言いただいた友人の都庁幹部

選挙活動の間、数人の友人である都庁幹部から貴重な有益な助言をいただいた。

某局総務部長のK氏:首長の性格、職員の意識について貴重な助言をいただいた。さらに、K氏は、私の区長就任後、10人程度の都庁幹部を集めてくれ、2か月に1回勉強会を開催し、様々な政策課題のレクチャーをしていただいた。

某局部長W氏:東京都と23区の様々な政策課題の統計データをいただいた。統計から見て港区のポジショニングがよく理解できた。また、某区に2度の派遣経験に基づき助言をいただいた。「原田さんは多くの引き出しを持っているので、また、職員と面識がないから、区長自ら職員研修の講師をし、職員とのコミュニケーションをはかったらよい。武蔵野市土屋市長は自ら職員研修講師をしている。」(区長就任後、月1回区長自ら職員研修の講師を務めた)「都庁と区役所の人事交流について、都庁はどうしようもない幹部職員の追放のため区役所に送り付けることがあるので気をつけろ、都庁から職員を欲しい場合、名指しで直接局長などに直談判するのがよい。」区長在任中、某局長と直談判、某職員を名指しで指名したが、当時の人事課長(現区長)思慮不足で失敗しました。2度失敗しました。人事課長の無能と、また、ある勢力からの妨害を感じた。

某局M部長:選挙でぼったくられないようにと助言をいただいた。

元局長I氏、別の元局長A氏など、また、現職の局長からも激励の電話をいただいた。