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危機管理の過去の事例

海外で生活すると、危機管理は自分の責任と意識せざるを得ません。
国家も社会も、危機管理意識が高いです。
危機管理、対応の過去の事例です。日本ではありえないことです。
1976年エンテベ空港事件です。エールフランス機がハイジャックされウガンダへ強制着陸させられました。
イスラエル国防軍が急襲し、乗客を救助し、解決しました。
1977年ルフトハンザ機がハイジャックされ、ソマリアのモガディシュに強制着陸させられ、当時の西ドイツ軍の特殊部隊が急襲、乗客を救助、解決しました。
海外出張での際、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスの航空会社を使うようにしています。必ず救助に来てくれるという思いです。また、中立国のスイスやスカンジナヴィア航空もよいと思います。
日本の航空会社のサービスは最高です。しかし、危機の際、日本の自衛隊は救出に来れません。
2011年3月11日の時、アメリカ、ドイツ、フランスなどは、翌日、大使館員を避難させました。3月14日(月)の夜、私が主催者でアメリカからのフルブライト留学生の激励会を開催する予定でしたが、ルース大使は直ちに留学生に帰国命令を出しました。激励会はキャンセルです。
危機に対する意識の差を感じました。