女性の社会参画が叫ばれて久しいです。3度の海外留学や国際会議で海外訪問し、女性の社会参画の環境整備で2つ提案します。ハード面とソフト面です。
まず、ハード面では都市構造の再編です。東京では通勤時間1時間、1時間半は当たり前です。長時間の通勤で家事、育児は困難です。都市構造が改善し、通勤時間が30分程度になれば、男女とも、家事、育児に参加しやすくなります。職住近接、コンパクトシティにすることで、女性の社会参画が促進されます。欧米のライフスタイルを見ると、通勤時間は30分内外が多いです。
次は、ソフト面です。社交と定時退社の習慣です。日本での社交は、男同士、銀座のクラブや赤坂の料亭で2人だけでコソコソというスタイルが多いです。女性は参加できません。欧米では、ビジネスランチ、ホームパーティが社交の中心です。安心して女性が参加できます。次は定時退社の習慣です。アメリカとスウェーデンで勤務経験があります。定時になるとさっさと帰宅します。日本人は周囲の目を気にして、なんとなく、居残り、残業というパターンが多いです。トップダウンで定時退社の習慣を構築する必要があります。
以上の分野の国際比較の基礎調査をしたいと念じております。