日別アーカイブ: 2014年8月9日

日本の経済活性化の手法:海外からの投資受け入れ

日本の成長戦略の提言です。かつてはよし製品を海外で売って、その利益を日本の成長に充てました。中国はじめ多くの国が世界の工場となっています。日本は社会が安定しています。日本でオフィスビルやインフラ整備の投資をしてもらうことです。一定の利回りがあれば海外の投資家は喜んで投資します。具体の例が港区の汐留にシティセンタービルがあります。シンガポール資本です。日本の幹事社は三井不動産です。

日本の建設投資が1年で50兆円です。減少傾向です。これから、世界の投資家が500億円のビルを毎年10件日本の都市に(東京が中心となりますが)投資してもらいます。年間5000億円です。日本の建設投資の1%です。これを10年続けます。建設投資の直接投資とそこで働く勤労者が消費する経済効果で地域が潤います。(急激な投資は、資材や人件費の高騰につながりますのでスピードの調整が必要です)

課題があります。世界から投資しやすい環境整備です。欧米に比較すると、日本の都市計画法、建築基準法は枝葉末節で細かすぎる点があります。また、手続きが長くかかり過ぎます。世界の大都市と様々な投資環境の評価をしてみましょう。

 

メジャーリーグ球場のデザイン

毎日アメリカのメジャーリーグのニュースが報道されます。日本人選手の活躍はうれしく思います。建築家としてニュース映像に釘付けになるのは、球場のデザインです。日本と比べ、多様です。内外野の芝生の張り方のデザインが多様です。パターン、色彩が様々です。グランドと客席の境界のパターンも様々です。外野の壁のデザインもレフトとライトと線形がことなる非対称のパターンの球場があります。外野のフェンスに垂直緑化された物もあります。外観のデザインもいかにも球場風からショッピングセンター風まで様々です。オーナーや建築家の考え方が多様だからでしょう。日本なら「前例がない」という声が聞こえそうです。港区長時代、新しい施策を次から次へとやりました。多くの職員の理解、支持がありました。しかし、中には「前例のないことしないで下さい」とバカな助言をする部長がおりました。

東京都は世界都市か?

去る6月6日、知人のアルゼンチン内務省の都市計画部門に勤務する若手職員が私的に東京を訪問しました。私は彼を東京都庁の展望台に案内し、東京を全貌してもらい、その後、都庁3階の資料室に立ち寄りました。英文の都市計画や東京都紹介の資料を購入し、氏にプレゼントしようと思いました。氏と都民資料室に行き、カウンターにいた女性職員に「都政や東京の都市計画に関する英文の資料はありませんか?」と聞きましたら「ありません」と返答。女性職員曰く「私も英文資料がないのはおかしいと思います。ただし、自分は職員で、上司に言えないので、投書してください」とのことでした。私も「世界都市東京の都庁舎の資料室に英文資料がないのはおかしいですね」と職員に語りかけました。

去る5月トルコの第2の大都市コジャエリ市役所(人口170万人)を訪問、多くお英文資料をいただきました。高校生向け世界地図に載っていない都市の市役所で英文の資料があり、世界のだれもが知っている東京の庁舎に英文資料が置いてないのは問題です。都庁生活文化局広聴部に投書の電話をしました。担当職員曰く「関係部門に伝えます。最も良い方法は知事に直接、親展で直訴することです」と助言がありました。早速舛添知事に親展でお手紙を出しました。本人が直読んだか不明です。知事は「世界都市」というキーワードをスピーチでお使いになります。こうした実態をご存じないでしょうか?

ちなみに「世界都市東京」は1988年ニューヨーク行政研究所のマメン氏の執筆です。私の尊敬する友人です。港区長時代、港区役所で講演していただきました。

国際化対応その2:優れたインテリアの住宅と教育環境

東京の国際化の推進のため、配慮事項その2です。日本人は、海外赴任というと単身赴任が結構あります。欧米では必ず夫婦が基本単位です。連れ合いの方が東京を高く評価しないと、東京赴任が成立しません。住宅のインテリア、周囲の住環境が連れ合いの方から評価されないといけません。住まいの天井高さは最低でも2.7m、できれば3mは欲しいです。ホームパーティが社交の中核です。子連れの場合、充実した教育内容で、英語で教育がなされ、世界共通の卒業資格(バカロレア)が取れる状態でないといけません。国際学校がないと、連れ合いの方は、東京赴任を同意しません。