日別アーカイブ: 2014年9月1日

終活

死生観について、独自のものがあります。20代の時、3回海外留学をし、先生、友人、関係者に大変親切にしていただきました。別れの時が来ます。つらい気持ちでした。当時は経済的理由(大卒の初任給3万円でロスまでの飛行機代が27万円)、通信状況(国際電話1分360円)から、2度と会えない、2度と電話で声を聴ない、つまり、永遠の別れでした。死別と同じ状況でした。多くの親しい方と死別したといってよい状況でした。65歳になりそろそろ人生の後半生をどう生きるか、どのように最期を迎えるかを考えなければなりません。

子供には、数年前に、すでに、私の葬儀の方法、式次第を渡しました。葬儀の際の配布資料も自ら作成します。留学の時の資料や写真、業務の資料、港区長時代の資料、国際会議の資料、個人で収集した資料など膨大な量です。学生時代から営々と収集している資料もあります。周囲に迷惑をかけないよう、整理をします。相続は財産が有りませんから心配ありません。せめて借金だけは残さないようにします。

今後、デザインワークを数点、論文執筆2、3件、著書出版2,3冊を計画しています。

もっとも、計画を立てても、計画通り進まないのが人生の面白さ、不思議さ。実際、様々、予定外、想定外のことを体験しました。自分の学習歴からすると、教職が最も適わしいと思っていましたが、全くお声はかからず。政治家は全く関心がないのにある日突然頼まれ、といった具合です。想定外の分野で仕事を依頼され、その研究が続き、博士論文を書きました。

 

韓国の存在感、日本の存在感欠如

自宅で遅い時間帯時々CNN放送を見ます。驚くのは、大韓航空がスポンサーになっている報道番組があります。すべての番組を見ていませんからわかりませんが、重要な時間帯で大韓航空のコマーシャルがあり、韓国の観光や他国の観光番組で大韓航空を利用しましょうと積極PRです。日本の航空会社をはじめ日本企業の存在を感じません。日本の観光戦略を感じません。これからは観光を核とするサービス産業を活性化しなければならない時代です。

また、韓国の企業がスポンサーになることで、アメリカ人はじめ外国の多くのCNN視聴者は韓国にシンパシーを感じます。政治、外交的にも韓国のファンが増えると、その分、日本が不利になります。大いに日本の企業の存在感を海外メディアで示していただきたいと思います。日本政府は気が付いていないのでしょうか?あるいは、広報戦略が作れないのでしょうか?

NHKの誤報と対応

1976年フルブライト留学を終え、ヒューストンのライス大学から東京に戻りました。年末の特別番組でNHK特派員の日高氏が「これからはヒューストンはじめアメリカ南部の時代。ヒューストンに世界で唯一の屋内ドーム、アストロドームがあります」とヒューストンから中継放送でした。留学していたヒューストンからの報道で懐かしいヒューストンの映像をしっかり見ました。

しかし、1965年建設のヒューストンのアストロドームに続き隣の州のニューオルリンズに第2のドームがあることを知っていましたので、すぐNHKに電話し「ヒューストンのアストロドームが唯一のドーム球場という内容は間違っています。ニューオルリンズのもう一つあります」と申し上げたら、中年の広聴担当のNHK職員は居丈高に「証拠は何だ?」と聞いてきました。私は「ヒューストンに2年間留学生活をし、しかも建築を勉強したので、そうしたことを知っています」と説明しましたが、「NHKは正しい、お前のような若造の言い分は聞かない」といった風で、真面目に聞こうとしませんでした。最近も、時々、NHKにコメントしますが、体質は改善していません。ニュース解説などで偉そうにお説教のような報道をしていますが。NHKを信用しないことにしました。「皆さんのNHK」でなく「NHK社員のNHK」です。

港区長秘話その2:選挙費用

政治家にとり、選挙会計は極秘中の極秘です。各自が、様々苦労、工夫しています。真実は永遠の闇です。

公然情報で、新聞や週刊誌に時々事実が報道されます。20年以上前、タレント候補Gが衆議院選挙で敗退、数千万円も自己負担が出て、約束が違うと激怒し、激白したと記事がありました。中央官庁エリート役人が故郷の市長選に担ぎ出され落選、多額の借金が残り行方不明になったという記事がありました。90年代、港区でも都議選に出馬した若手区議が落選し、自殺したと聞きました。原因は選挙費用の借金問題と思います。最近では、猪瀬前東京都知事の5000万円借用書なしの借り入れ問題がありました。2006年福島、和歌山、宮崎の3人の知事が金銭問題で逮捕されました。選挙資金がらみです。古くは1993年ゼネコン汚職で、茨城県知事、宮城県知事、仙台市長などが逮捕されました。週刊誌報道で、茨城県知事は選挙のため県議会の実力者に8000万円渡す必要があったとありました。私は1985年茨城県知事から招聘され、ある政策について知事にご進講させていただきました。私のような独立自営の、肩書のない若造の話を聞いてくれる熱心な知事と印象を抱いていたので残念でした。氏は元建設相局長のエリート官僚でした。

元港区長は元区役所職員で、退職金をすべて選挙の仕切り屋さんに渡し、選挙を仕切ってもらったそうです。茨城県知事が8000万円、港区長が4000万円必要と悟った次第です。

区長選立候補に際し、私を後継者に指名した当時の区長に「私は零細な建築事務所経営者。選挙資金は持っていません」と発言。元区長曰く「組織が選挙をするので金の心配はいらない」との回答でした。    数日し、某議員から〇百万円貸す、別の議員から〇百万貸すと申し入れがあり、元区長が預かったと聞きました。…「ちょっと話が違うな」と感じ始めました。当時の区長が選挙を仕切ったので、私は選挙資金について話を聞くだけでした。私は選挙事務所で「金銭のことはきちんとお願いします」と強硬に主張しました。選挙を手伝うベテラン議員からすると生意気な奴と反感を持たれたかもしれません。                   会計事務は妹が担当しました。議員が領収書を妹に持ってくると、しがらみがない妹は領収書の趣旨をとことん質問、不明な点があると、現金を渡さなかったと聞きました。

某議員はいくつかの企業を回り「原田候補は金がないので面倒見てやってほしい」と寄付を依頼、その場で寄付を受け取り、そのまま自分の懐にし、選挙事務所に持ってこないと噂で聞きました。別の議員がたまたまその企業に行き寄付をお願いしたところ「既に〇〇先生がお見えになり、寄付を渡しました」と言われたとの噂話。私はお金をタッチしていないので、噂程度の話です。信頼できる方の助言で、選挙後、時間をおかず、お借りした(一方的に貸し付けられた)お金を返しました。(私はお金を見ていませんが)借用書もない不思議なやりとりでした。

政治家になる気持ちがなかった私にとり、お金でポストを得るという発想、意識がありません。一般的には政治家は選挙に投資したお金を取り戻そうとするのでしょう。選挙が終わり選挙事務所の幹部曰く「区長選で几帳面に会計帳簿を作ったのは初めてだ」それまではどんぶり勘定だったそうです。