施設課に対し積算書の問題指摘をし、また、都市計画部門の業務に対し、問題指摘をしました。トップとして、また、経験豊富な専門家として当然のことです。ある時元区長S氏が「原田さんは建築の専門家なんだから、建築や都市計画に口出すな」と言ってきました。官製談合を仕切る関係者にとり不具合だったのでしょう。私に是非出馬をお願いしたいといった時「私は院政を敷きません」と約束しましたが、その約束は反故にされました。一方で、私がいろいろな席で「私は専門家です」と挨拶をすると(自慢話でなく新人区長ですが、多くの専門知識を持っていますから安心してください、という意味です)、誰かが、元区長にご注進したのでしょう。ある時元区長氏は「何が専門家だ、専門家だなんかて言うな」と強い調子で言ってきました。現在は港区長、三役は建築や都市計画の素人です。建築については施設課長、建築課長が専門職で、部長や副区長、区長は何ら発言できない状態は、大丈夫かなと不安な気持ちです。
また、ある時与党系の区議から「区長は建築の専門家だから建築や都市計画でなく、福祉や教育に力を入れてください」と言われました。私はすかさず、「福祉の本や論文も多く書き、福祉施設の設計もやり、いくつかの自治体で高齢者問題の研究会の委員も務め、福祉の専門家です。また、教育も自身の経験に基づき、教育について一家言もっています」と説明、相手はそれ以上発言しませんでした。
原田が指導して困るという区政の問題が相当あると感じました。