日別アーカイブ: 2017年3月22日

CNN放送でFBI(連邦捜査局)長官の連邦議会下院での参考人質疑を見ました。

3月21日午前1時頃から1時間ほどCNN放送で、連邦議会下院の「諜報活動委員会」でFBI(連邦捜査局)長官ジェイムス・コミー氏に対する長時間の質疑の一部を見ました。コミー長官は「大統領選挙に対しロシアの干渉について十分な捜査をしている。」「連邦捜査局も司法省も、オバマ前大統領がトランプタワーの事務所を盗聴したというトランプ大統領の訴えを証明する情報は一切ない」と発言しました。

日本の国会中継や先日の都議会百条委員会の様子と比較し、アメリカの連邦議会での質疑は、裁判のやり取り、学会の質疑のような様子でした。双方が課題をピンポイントで質疑をしました。議員は(アメリカでは議員の多くが弁護士資格を持っています)は冷静に分り易い、的を絞った質問をしました。

日本の国会での議論を見ていると、どなったり、揚げ足取ったりの場面が多いと感じます。討論の方法についてアメリカの連邦議会の討論方法をもっと学ぶべきと感じました。

港区議会でも野党議員K氏は大声で怒鳴ったり、凄んだり、独立系のA氏は幹部職員に「バカ」と怒鳴ったりしました。しかも頻繁に。日本から見ると、アメリカの場合、2大政党ですが、国防、外交、治安など根本的政策方針に大きな差はありません。日本は、左右の差があまりにも大きすぎます。政党の数が多すぎます。