日別アーカイブ: 2017年8月16日

群馬県水上温泉旅館に家族旅行、イタリア人夫婦も宿泊。

家族旅行(妻の92歳の父親、82歳の母親、子供とその家族も)で群馬県水上温泉の和風ホテルに宿泊しました。数種類の源泉の温泉、広い和風庭園が売りです。子供がインターネットで見つけました。松乃湯という旅館です。200室以上あると思います。多くの家族連れで賑っていました。いくつかの気づき。従業員にアジア系の外国人が相当数いました。しっかりサービス業の従業員としてマナーが身についていました。経営者の教育が良いと思います。地元に大きな雇用を生んでいます。観光は立派な産業で、これから大都市でも地方都市でも基幹産業と位置付けるべきです。

旅館の客室はRC造で6階から10階建の棟が4棟が増築で廊下でつながっています。利根川の源流に面し美しい山並みの景色です。温泉は大きな断面の木造で、何かの機会に参考にしたいと思う木組みです。美しい日本庭園を見ながら温泉につかるのは日本人の最高の贅沢。ふと、外国人カップルがいました。お尋ねするとイタリアのナポリから来訪とのこと。東京で2泊、水上で1泊、京都で4泊、大阪で2泊の予定だそうです。水上の温泉はインターネットで見つけたとのこと。インターネットの威力を思い知らされました。重いスーツケースを運びながらの日本旅行の様子でした。大いに日本を楽しんで下さいと会話。

帰りは旅館の送迎バスで上越新幹線の上毛高原駅まで送ってもらいました。朝のテレビニュースで、本日は新幹線、飛行機は帰省のユーターンラッシュで満席とのこと。東京まで立ち続けることを覚悟したら、午前の早い時間のせいか、車両はガラガラ。良い気分転換、家族との交流でした。

 

区長秘話87、原田敬美の政局?

港区長時代、自分で言うのもおこがましいですが、政策立案、遂行の仕事に真面目に取り組みました。日本初、東京初という政策もいくつか実施しました。それぞれの政党の立場、議員の立場から様々な意見はありましたが、大きな批判、政局はありませんでした。その中で変わった指摘(政局)がありました。実にバカバカしいむなしい内容でした。

一つ目は原稿執筆についての批判。保守系政党のK氏(後年都議に転出)と独立系会派のK氏。私は22歳で原稿を書き始め、30代から40代で毎日新聞の論説2本、讀賣新聞の論説1本、朝日新聞の論説2本書きました。39歳の時、朝日新聞の部長から依頼され経済欄コラムを2年間執筆しました。学会の審査付き学術論文も区長就任前に3本書きました。(大学研究者でありませんのでかなりの件数と言えます)神戸市が発行している研究誌「都市政策」に30歳の時依頼され専門論文を寄稿しました。その他専門誌に依頼され多くの記事を書いてきました。

区長に就任してからも多くの方から執筆依頼がありました。議会で両氏は「原田区長は原稿ばかり書いている」と批判の発言。原稿執筆に慣れていること、書くべきネタを相当数持っていることからの依頼であり、政策を考えることに効果的であり、港区政をPRする良い機会です。また、私の得意技でもあります。両氏は嫉妬ヤッカミの類、原田の得意技を封じようとする狙いがあったのでしょう。保守政党のK氏は当時区長選に出馬しようとして、私が出馬することで出馬を断念させられました。私に恨みを抱いていました。独立系のK氏も区長選の際別候補を擁立、支援。恨み、つらみがあるのでしょう。保守系政党のK氏は都議に転出後、それこそ原稿を多く執筆する石原知事を批判したと聞きません。

もう一つは、公用車の降り方に対する政局的批判の発言でした。独立系のY氏はたまたま私が区役所前で車を降りる姿を見ていました。私は運転手に扉を開けてもらうようにしていました。車の扉を不用意に開け、後ろから走ってくる自転車がぶつかったりの恐れがあります。セキュリティ上の理由もあります。(ある時庁議室にある方が乱入した事件がありました)自分で頭を後方に振り向くと首の筋を痛める恐れがあります。Y氏の発言は「運転手に扉を開けさせるのは生意気だ。自分で扉を開けろ。」でした。私はマナー、言葉づかいは丁寧に努め、おそらく他の区市長と比較しても、高い評価を頂けると自負していました。このような批判の発言をいただき、この程度の議論を本会議でやることのむなしさを感じました。

さらに、公文書で「白金高輪駅」を「高輪白金駅」と誤記したことで上記の保守政党のK氏が「区長の不祥事」と議会本会議で発言しました。別の保守系政党議員は「不祥事というのは警察に逮捕されるような事件のことだから、言い過ぎ」と同情のささやきがありました。そもそも担当職員がワープロで文書作成、係長、課長、部長と決済が上がり、さらに事前にその文書で区議会に説明、その誤記をだれも気づきませんでした。そういう点で多くの方に責任があります。しかし、保守系政党のK氏の騒ぎを鎮めるため、区長の給与を1か月10%減俸処分を自ら課すということで問題処理、責任を果たしました。

 

山梨市長の職員採用試験の成績改ざん事件。

山梨市長が職員採用試験で成績改ざんをしたとして逮捕されました。公正であるべき公務員の採用試験のことですから残念なことです。数年前大分県で教員の採用試験で同様、不正があり、不合格者が合格となり、その分、本来合格点に達していた受験者が不合格になったという事件がありました。

感じたこと、まず、ハインリッヒの法則で、1件あるとその背後に30件の同種のことがあるということから他の30の市(市長)でも同様のことがあるのかな、と想像してしまいます。

また、公正であるべき公務員の採用試験で不正の構図を解明されるべきです。不正に協力したと思われる副市長や担当幹部の責任はどうなのでしょうか?本来、法律の制度からすれば公務員は不正を見つけたら告発しなければならない義務があります。それどころか上司の市長から不正を指示され不正をしたことの責任は重大です。出世欲にかられたのでしょう。副市長も担当部課長も辞職すべきでしょう。副市長、部課長の立場で、部下や後輩に偉そうに指導、お説教していたのでしょう。しかし、こうした事件でこの程度の人物ということが分りました。上司を信頼していた部下も可哀そうです。

さらに、今回逮捕したの組織は地元の山梨県警でなく東京、警視庁。これもよくわかりません。山梨県警だと地元ということで情報漏えいの恐れがあるのか、山梨市長が元山梨県議会議員だったことのしがらみを排除するためだったのか、分りませんが。20年くらい前でしたか(私が港区長に就任する前ですが)港区内の警察署で風俗犯罪の摘発で情報漏えい事件があり捜査官が逮捕されました)、所轄の警察署では情報漏えいの恐れがあるとのことで強制捜査を高尾警察署が実施しました。想像です。

終戦記念日特集番組、愚かな指導者は今でもいます。

8月15日の終戦記念日。今年もNHKの戦争に関する特別番組を見ました。インパール大作戦立案の愚かさと作戦を立案遂行させた指導者の愚かさを扱っていました。報道では陸軍大学で同期だった、あるいは、かつての職場(戦線)で先輩後輩だったという単純な理由で、後輩は先輩の花を持たせようと作戦の立案に賛同。客観的な判断でなくしがらみ優先(これはNHKのコメント)。一方、補給担当の参謀はこの作戦は補給の視点から不可能と助言。しかし、その意見を排除。補給担当参謀を左遷。

番組を見ていると今でも同じことがあるではないかと感じました。現在進行中の東芝の経営問題。歴代のトップがチャレンジと称し売上高をごまかし続けました。旧日本軍のまだ勝てる、まだ勝てる、勝っています、と嘘の報道。オリンパスの経理事件も同様。その前の日本航空の経営破綻。数日前報道があった東大理学部教授のデータごまかし事件。山梨市長の採用試験の成績改ざん事件。数年前の大分県教員採用試験での成績改ざん事件で逮捕された大分県教育長。「社長だ」「市長だ」「教育長だ」「東大教授だ」と威張っていた(?)かどうかはわかりませんが、少なくも部下に対し不正を強要したのですから威張り散らしていたのは事実でしょう。一方で、不正を正そうとせず不正に協力した幹部たちも大馬鹿です。出世欲、目先の欲にかられた哀れな人物です。「社長」「市長」「教育長」「教授」とぺこぺこした場愚かな部下の姿が目に浮かびます。また、彼らは保身に走り、責任の取り方が、幼稚園児よりひどいです。良くこのような連中が立派な組織をリードしてきたと驚きです。

たまたま頼まれ4年間港区長を務めましたが、同様の場面をトップの立場で見ました。私はトップの立場から不正行為を監視、是正に尽力しました。協力してくれる議員、幹部もいましたが、一方で私の行為を妨害する勢力もありました。

日本の組織は学校卒業後就職し60歳の定年まで同じ組織に勤務するのが一般的です。転職、中途採用はあまりありません。すると、解雇されたくない、左遷されたくない、先輩後輩のしがらみなどの理由で、質の悪い上司に直言する仕組みではありません。日本の組織の在り方も含め再検討する必要があります。

NHKツールドフランス報道、フランスの美しい村の景観、無電中。

8月15日朝、甲子園野球は雨天中止。NHKの高校野球中継は中止。臨時でフランスのツールドフランスの報道。100年の歴史の自転車の競技。200人程度の競技者がフランス中を駆け巡る過酷な競技です。国民的人気の競技です。キャスターが競技者が通る村村を先回り、訪問、競技者が通過するのを目撃、声援を送る内容です。

建築家として関心は自転車競技以上に村の景観です。まず、どの村も電柱がありません。美しい街並みが見えました。また、電柱がありませんので、道幅一杯に道路を活用できます。

また、行政、政治経験者としてはどのような制度、財源で無電中化を実現したのか知りたいです。次に、観戦者についてです。フランス国民はもとより多くの海外からの観戦者がいます。立派な観光イベントです。経済効果、交流の効果など計り知れません。日本でも小さな村も含め国中の地域を活用したイベントも検討したら面白いと思います。