1月25日山形県村山市を訪問しました。雪が降る中の旅行です。新幹線が運休になるのではとの不安を抱きながら新幹線に乗りました。だいぶ遅れましたが雪を押しのけ前進、無事に村山に到着しました。新幹線に並行し県道を走っている車を見ました。なんと新幹線より早く走行しています。新幹線を追い抜いて走っていることに驚きました。東京では10㎝の降雪で大騒ぎ、被害が生じますが、雪国では雪が前提の生活になっていることを実感しました。
名物の一つはソバ。賞味しました。市内にミシュランに掲載されているソバ屋があり、ガイドブック頼りで外国人旅行者がわざわざソバを食べに来るそうです。
市役所を訪問しました。雪国ならではの設計と思いました。中央に3階吹き抜けで屋根つきの大ホールがあります。雪の中で大ホールでイベントなどができる仕掛けです。吹き抜けホールの四周に事務所空間が「ロ」の字型でレイアウトされています。市役所庁舎の計画も降雪に配慮したと思います。
市役所の方から聞いた話、冬季は降雪で小学生は通学に危険を伴うので親が自家用車で送り迎えをするので、小学生はメタボ、筋肉が付きにくくなり、東京の小学生は健康的でよいですね、とのこと。地方都市の子供のほうが健康的に育っていると思いましたが、現実は厳しいものがあるようです。
東京オリンピックに際し、村山市はブルガリアの新体操チームの事前合宿地だそうです。私はブルガリアで客員教授をしていますので、嬉しくなりました。ブルガリアの選手と市民の交流が高まればよいと思います。地元の施策と同時にブルガリアとの国際交流振興に市長さんのリードを期待します。
6月はサクランボの季節です。その他、バラ園があります。その関係でブルガリア(バラで有名です)の選手の事前合宿地になったと思います。一度訪問をお勧めします。