日別アーカイブ: 2018年5月3日

元イタリア大使、花見の訪日

旧知の元イタリア大使Bご夫妻が桜を見たいと4月3日来日しました。残念ながら東京はすでにサクラは散った後。翌日、富士山の4合目までドライブ。暖かい日でオーバーコートは不要。40年来の友人のHさんのご紹介で山中湖畔のホテルに宿泊。新倉山が桜の名所と教えていただき、ちょうど満開の桜を見ることができました。翌日の新聞にサクラ満開の新倉山から見た富士山の写真が掲載されていました。6日は元イタリア大使館別荘(現在は栃木県の文化財として保全、公開されています)がある日光中禅寺湖に行きたいとのことでお連れしました。イタリア大使館別荘は1928年(昭和3年)日本で活躍したアントニン・レイモンド設計。間取りも材料も日本そのもの。歴代大使の肖像写真が掲示され、B氏本人の写真も数枚掲示されてB氏本人も懐かしそうに自分の写真を見て、楽しんでいました。別荘から中禅寺湖の眺望を楽しめます。隣接しイギリス大使館別荘やフランス大使館別荘などがあります。東京の夏は湿気と蒸し暑さで、日光は避暑に良好な場所でした。ここで夏は外交が行われたことと思います。

日光は江戸幕府、徳川家にとり聖地です。徳川家康の墓は、静岡県の日本平と富士山を結ぶ延長線上の関東平野の奥地に、鬼門の守りとして立地しました。東照宮は大規模修繕が終了したばかりです。大変美しい状態です。多くの外国人含め観光客でにぎわっていました。

日光は湯葉料理が有名です。ランチに湯葉料理のお店でフルコースを堪能しました。日光でもサクラを楽しむことができました。 さらに、B氏は京都、瀬戸内海の豊島(美術館)、高野山(宿坊に宿泊)、有馬温泉と巡り、日本観光を楽しんだようです。

B大使曰く、この10年で東京が大きく変わったと印象を受けたとのことでした。B大使は拙宅にホームステイ、しばらくぶりに旧交を温めました。

平泉会(へいせん)展覧会、5月4日から上野の東京都美術館で開催、原田も出展

平泉会(へいせん)という美術家の展覧会が、5月4日から10日まで、上野の東京都美術館、2階第4展示室で開催されます。毎年恒例の展覧会です。主宰は会長の保坂良平氏。私は建築スケッチを2点出展しました。1つは「水戸市水道低区配水塔」、もう一つは「金沢市尾山神社神門」です。水戸市水道低区配水塔は1932年建設。設計者は後藤鶴松。水戸城三の丸北側にあり、近代建築遺産。高さ21.6m、直径11.2mの円筒形。真ん中の高さの位置ににバルコニーの回廊がせり出す様式。尾山神社は加賀藩前田家を祀る神社。神門は1875年棟梁津田吉之助の設計施工。儀洋風で中国風が混入した珍しいデザイン。最上階に色ガラス。当時は灯台の役割も果たしていました。50㎝×50㎝の大きさ。上野にお越しのついでがありましたら是非お立ち寄りください。毎年1月下旬が六本木の新国立美術館で開催、5月は上野の東京都美術館で開催です。私はそれぞれ2点づつ建築スケッチを出展しております。印象的な建築を思い出しながら、年間4点の製作は結構時間を要し、大変ですが、製作する喜びと最近ではボケ防止に役に立っております。