日別アーカイブ: 2018年5月19日

ソフィアの環境政策

10年ほど前ブルガリアはEUに加盟しました。EUから様々政策の指導、助言を受けます。街中にきれいなゴミ箱(漫画のキャラクターが描かれています)が分別で3台異なるデザインで並んで設置されています。友人の説明です。「EUからの指令で分別収集をしろとのことで3台設置しているが、ほとんど実行されていない。面白いのは、資源ゴミなどはジプシーがゴミ箱をあさり、使える物は皆持って行ってくれるので特殊なリサイクル方法が政策でなく生活の必要性から、され、それなりに機能しています」とのことです。(ジプシーという言葉は、日本では差別用語とみなされている場合がありますが、ハンガリーにジプシー楽団という音楽グループがあり、東京のハンガリー大使館が主催でジプシー音楽の紹介、宣伝をしています)港区(他の区も同じでしょうが)の清掃収集はうまく機能していると思います。

また、建築の断熱もEUの指導で実施されているとのことですが、制度がうまく機能せず、断熱保全工事が適切に進んでいないとのことです。たまたま通りがかった建物で断熱工事をしている現場がありました。数秒ですが見ました。友人の説明ではEUの基準通りにされていない恐れがあるとのことです。

 

ブルガリアの観光、訪問時の視点、「歴史」

ブルガリア、ソフィアを訪問した際、友人から聞いた話です。ブルガリアというと5月は特にバラ祭りが地方都市で開催され、観光的ににぎわいます。また、ブルガリアというとヨーグルトが有名です。氏の説明によると、「確かに一部であるがブルガリアの本質でなく、ブルガリアを理解するためには「歴史」(ローマ時代から現在まで)を理解することが大切で、観光的にも「歴史」を売りにしたらよいのではないか」とのこと。確かにソフィアの街中に2000年前近くの遺跡が多く存在しています。時代を反映した宗教建築が多く存在しています。一部にイタリア人建築家の支援で地下遺跡を保全し、入り口をガラスでデザインされた歴史博物館(小規模ですが)必見です。そのデザインは国際建築アカデミーの新たな会長に就任したアメデオ・スキアッテレーラ氏の助言、デザインです。その前に市役所があります。中心市街地の地下鉄セルディカ駅に隣接し遺跡の発掘が行われ、一部展示がされています。

ローマ美術館など視察

ブルガリア、ソフィアの後、旧知の元駐日本イタリア大使のお招きでローマを訪問しました。数日の滞在ですが、びっしりと訪問日程表を作っていただき、日程表に基づきいくつかの有名美術館など視察しています。市内Altemps美術館を見学しました。入り口でセキュリティチェック、警備員はびちっと決まった制服を着て、ピストルを持ち、日本の警備員と異なります。建築の平面は「ロ」の字型の平面で、中央に中庭があります。中庭に向かい一部にテラスがあります。部屋にはフレスコ画が当時の状態でかなりの部分が保存、そのまま展示されてています。2000年前の彫刻が所狭しと展示されています。、驚きは、2000年前の彫刻が展示してある中で、一部に現代アートが置かれています。イタリア人的ユーモアなのか、一部には、日本だったら卑猥だ、けしからんと批判が出そうな絵や物も2000年前の彫刻の前に展示されています。アートを観賞する際、アートを広く理解しないといけないと感じました。

お連れ頂いた元大使の奥様曰く、ローマでは週末、美術館は夜の10時、あるいは深夜まで開館、入場料も無料で運営し、にぎわっているとのこと。日本の美術館は5時で閉館(最近一部に多少遅くまで開館している事例がありますが)、さらに、コンサートホールも9時で閉館、訪問者はコンサート終了すると職員やガードマンから「早く出てください」無粋な声掛けをされ高揚した気分が直ちに凍り付いてしまします。夜が安全な日本で夜遅くまで開館すべきです。