日別アーカイブ: 2019年5月19日

指導教官(人生モデル)の誕生日会、94歳

5月中旬、早稲田大学の指導教官だった穂積信夫先生のお誕生日会と研究室の同窓会が早稲田大学キャンパス内で開催されました。穂積先生はお元気に研究室卒業生と会話。私は穂積先生に、1年生の時英語の本を使った個人ゼミでご指導をいただき、2年生の住宅設計課題、3年生の設計課題、4年生の卒業論文、卒業設計、大学院で修士論文の指導を賜りました。3度の留学でもご指導、推薦を賜りました。大学院時代、論文を書け、日本建築学会のデザインコンペに参加せよ(2度デザイン賞をいただきました)と様々ご指導をいただきました。私的にはお仲人をしていただきました。

そもそも、早稲田大学建築学科に入学した際、学科から渡された教授や研究活動の紹介本に記載されている穂積教授の経歴に惹かれました。フルブライト奨学金でアメリカ、ハーヴァード大学留学、卒業後、世界的に著名な建築家エーロ・サアリネン建築事務所で勤務、と記載されていました。1年生、18歳の私は、将来目標として穂積先生の後を追いかけると決めました。そうしていたところたまたま穂積先生の知遇をいただき、ご指導をいただいた次第です。20歳の時交換留学でアメリカ、オハイオ州The College of Wooster、22歳の時、スウェーデンのインテリア・デザイン事務所カール・クリスティアンソン建築事務所に技術研修留学(IAESTE)、いよいよ、大学院の時、本命のフルブライト交換留学生試験に合格し、テキサス州、ヒューストンにあるライス大学に留学しました。穂積教授の後追いができました。穂積教授に感謝。

留学は自分の人生そのものです。港区長に就任後、元区長S氏から海外留学したという話はするなとお説教がありました。また、退任近くになり、政策経営部長のN氏から「フルブライト留学の話はしないください。」とお説教。私の人生そのものが否定されたような気持ちになりました。人生様々。異文化理解を標榜する港区なら最高幹部は様々な人生、価値観があることを理解すべきです。

平泉会(へいせん)展覧会、上野の東京都美術館で出展

保坂先生が主宰する平泉会(へいせん)の5月展覧会が上野の東京都美術館で開催されました。ご縁あり私は建築スケッチ2点(A-2サイズ)と建築の構想模型2点を出展しました。今回はイタリアの風景のスケッチです。フィレンツェのベッキオ橋とナポリ郊外のプレチダという漁村の風景です。イタリアにも数人の親しい友人がおり、記憶にスケッチを描きたいと考えておりました。来年の構想を練り始めなければなりません。次は、日本の伝統建築を製作する予定です。来年1月は六本木の新国立美術館で開催予定です。頭の体操になります。そして素晴らしい友人との交流につながります。

古希のお祝い

この3月古希を迎えました。3度の留学で大学で約10年学び、仕事を始めたのは同期の友人と比べ10年遅れ。多くの友人は60歳で退職。私は10年遅れで退職しなければなりません。とは言いつつ、個人業ですから健康である間、また、クライアントから発注がある間は仕事をしばらく続けるつもりです。

家族が古希のお祝いをしてくれることになりました。たまたま東京アートショーの景品で六本木ヒルズクラブの利用券がありました。孫含め家族で夕食でお祝いをしました。お祝いのケーキを特別注文で作っていただきました。別の日に別のレストランで家族の一部と夕食を一緒しました。この時は、帽子をかぶらされ記念写真を撮影しました。さらに、大阪の親戚に呼ばれ有馬温泉で古希のお祝いをしました。ところで問題。経費は子供たちが割り勘で負担するのかと思ったら、結果、全て私のカードで支払いでした。・・・