日別アーカイブ: 2019年6月1日

新赤坂クリニック50周年記念祝賀会。名誉院長松木康夫先生の講演、フルブライト留学

私の事務所の前に新赤坂クリニックがあります。30年近く前、港区が支援する無料人間ドックでお世話になりました。雰囲気が従来の日本のクリニックと異なると感じました。クリニックのパンフレットを見て納得。院長松木康夫先生はフルブライト留学生としてアメリカに留学経験を持つ医者。院長も事務スタッフも親切丁寧。白い巨塔の世界に関係なさそうと感じました。その後頻繁にお世話になりました。区長選出馬の際にもお世話になりました。

今年開設50周年を迎え、記念祝賀会に出席、松木先生の講演を拝聴しました。その中でフルブライト留学が私と共通事項で特に関心を抱きました。フルブライト奨学金を頂き、1959年留学。①10年前までの敵国アメリカで危害を加えられるのではと深刻になった。(実際は大学病院で丁重に遇されました。)②日本は敗戦後の復興期で貧乏国ですから経済的に渡航できません。フルブライト留学しか留学の道がない中、試験に合格。③到着したその日から当直を命じられ、一生で最も勉強させられた、④病院でカンファレンス、関係する10名程度の医者が意見交換。⑤検査機器を活用した診断、医学教育で日米の大学の差は小学生と大学生の差、⑥若い医学部学生も病院で診断に参加、優れた実践教育、⑦論文を多く書かされ、鋭く、厳しく、激しく討論。

母校の慶応大学病院に戻り、白い巨塔で象徴されるような姿、アメリカの大学教育との格差に改めて驚き、改革を目論むも、追放され・・・。松木先生と私は、医学と建築と分野は異なりますが、体験の内容はほぼ共通。松木先生はフルブライト奨学金、交換留学制度のおかげで最先端の勉強ができたと高く評価していました。白い巨塔のような卑しい、威張ることが目的の医学部教授はどのようにして生まれるのでしょうか?大学や病院の医者の人事権や利権を求める卑しい人間たち。

フルブライト留学の日本同窓生はノーベル賞4名、弁護士、大学教授、芸術家、政治家、会社社長など日本をリードする方が多く生まれました。フルブライト奨学金を頂き留学したほとんどの方々はフルブライト留学制度に感謝、高い評価をし、フルブライト同窓生であることの誇りを持っています。再三書きますが、港区長時代元区長S氏や政策経営部長(筆頭部長)N氏からフルブライト留学の話はするなと命じられたことに違和感を抱きました。ネタミ、嫉妬、ヤッカミの類でしょう。異文化を理解しない、できな幹部が多くいます。国際都市港区と称される本当の姿です。