月別アーカイブ: 2019年12月

区長再選出るなら元区長から注文があるよ。水面下の実力者から小言。

区長の任期残り半年近くなり非公式に再選が話題になりました。これまでブログで書きましたように、原田が真面目に仕事していることに不快な勢力が原田排除で水面下で動いていました。バカバカしい限りでした。菅谷元区長から相談相手にと紹介された麻布十番のK氏曰く、「もし再選されたいなら菅谷さんから条件がいくつが出ますよ」。即座に菅谷元区長から時々お説教のように言われたキーワードが閃きました。

一つは「原田さんは建築と都市計画の専門家だから建築と都市計画に口を出さないように。」要は、官製談合に口出すな、開発利権に口出すなというメッセージと理解しました。もう一つは「俺は区長選挙出馬に際し退職金4000万円つぎ込んだ。」という何度か聞かされたセリフ。要は菅谷元区長が区長選挙の取りまとめをするなら金を用意しろという意味と理解しました。私は学生時代、両親や大学、アメリカ政府の支援で3度海外留学し、世界のトップの先生方(スウェーデンインテリア建築家協会長を務めたカール・クリスティアンソン氏、ピーター・ロウ氏:ハーヴァード大学大学院長、アデール・サントス女史:MIT大学院長、日本の代表的な建築家菊竹清訓氏)にご指導いただきました。今更金を用意しポストが欲しいとは思いません。私の経歴だけで十分世界の指導者の方方とお付き合いさせていただいております。こうした条件は私には受け入れがたい内容でした。ボランティアなら大いにやらせていただきます。

港区長時代、元区長から小言

港区長時代、私を引っ張り出した菅谷元区長と時々お目にかかりました。その時言われた小言2つ。「原田さんはいつも笑顔で笑っているが、本当は笑っていないと皆言っているよ。」と「原田さんはいつもしゃべり、職員に喋らせない。」率直なところ素直に言葉が体に沁みこみせんでした。率直なところ、イチャモンの類に感じました。真面目に仕事をしており、その程度の小言でお説教するしかなかったのでしょう。

私は若い時から多くの民族、人種、世界のトップの建築家などと面会してきました。交流の基本は笑顔です。笑顔がなければコミュニケーションが生まれません。私は人と会話する際笑顔で接することが基本と実践しています。所員にもそのように指示しています。「本当は笑っていない」の意味は理解不能でした。

「原田さんは喋り過ぎ」についておそらく課長などが区長室で説明する際、私が誘い水的に課長たちに語りかけることを指しているのかと思いました。これも若い時から多くの方と接する際、自ら語りかけないとコミュニケーションが成立しません。30年前か40年前か「男は黙ってサッポロ」というコマーシャルがありました。今の時代黙っていたら仕事になりません。仕事に熱意があるから、「資料のこの部分はどうなっていますか?」と課長に質問し、自分の意見を伝えることは一所懸命しました。それはトップの使命、役割です。何も発言せず、黙って課長の説明を聞くだけでしたら無能な区長です。課長は熱意で一所懸命区長に説明しなければなりません。

この2点の小言は、「お前は背が低い」、「お前はメガネをかけている」、などの類のイチャモンです。個性の類でしょう。私のマナー感覚からすると、菅谷元区長は椅子に座る際そっくり返って座っていました。「俺」「○○君」という言葉も使いしました。私は使いません。常に「私」、「○○さん」です。座り方も背筋を伸ばし、両手を膝の上です。私のマナースタイルです。仕事の本質のことでご助言をいただけるのでしたら喜んで受け入れるのですが。

世田谷区監査事務局。入札結果を公表せず。監査事務局を監査せよ。

私が関係する組織は自治体の工事監査のお手伝いをしています。毎年多くの自治体から入札参加依頼があります。世田谷区からも入札参加依頼があります。入札書を郵送後、世田谷区監査事務局職員から電話があり「他社に決まりました」と連絡があるだけで、入札結果についてお尋ねしても教えてくれません。公表しません。密室の入札事務処理です。もしかして、私が関係する組織が落札したかもしれません、証拠がありませんから特定の職員と懇意な組織に意図的に仕事を流した恐れがあります。契約事務で不正があったかもしれません。でたらめ事務です。監査事務局長に丁重に照会しましたが、ご返事がありません。隠したいことがあるのでしょう。

すべての自治体で入札結果は即発表、どの組織がいくらで入札したか、どの組織が落札したか、公表します。公表してほしいと世田谷区監査事務局職員に丁重にお話ししても暖簾に腕押し状態。今でも隠ぺい体質、知らしむべしの自治体、組織があるのに驚きです。監査事務局は、組織の公正さ、透明性を確保するための最後の砦、その組織が隠ぺいするのですから驚きです。世田谷区長や世田谷区の監査委員はこうしたでたらめな事務処理をご存知か?

7,8年前東京都観光部がアーキテクチャー・ツア(建築視察)の事務局募集とあったので、私は諸外国、日本国内で頻繁にアーキテクチャツアに参加したり事務局を務めた経験があり、得意分野と確信しお手伝いできればと思い応募しました。過去50年間で多くの海外の都市で観光、特に建築を視察してきました。その量は、建築家の中でも相当量と思います。業務内容の提案のプレゼンがありました。結果通知があり落選でした。結果を受け入れざるを得ませんでしたが、他の参加者がだれか、入選者がどなたかなど今後の勉強のため、参考のため教えてほしいとお願いしたら、結果を教えていただいたのは1か月後でした。契約担当の若いお兄さんは1か月要した理由について「システムを変更しましたので」と言い張るばかりでした。応募は2者でした。公表するのに1か月要したのは別の理由があったのでしょう。実際そのアーキテクチャツアに参加しました。低レベルでした。受託会社に契約違反がありました。一級建築士がガイドすることと応募要項に記載がありましたが、ガイドは一級建築士でありませんでした。

フリーランスにパワハラ横行

読売新聞2019年9月11日「フリーランスにパワハラ横行、6割が被害、仕事に支障、相談できず」という記事がありました。私自身、設計事務所という会社を運営していますが大勢社員がいるわけでなく実態は一匹狼(本当は優しい羊です)というフリーランスに近い立場ですので、同感しました。

調査は俳優、ライター、デザイナーなどフリーランスの人を対象に取引先から受けた暴言や嫌がらせなどのハラスメントについての実態です。1200人から回答、61.6%がパワハラ、36.6%がセクハラ被害を受けた、との結果です。被害者の45.5%はだれにも相談せず、その理由は「仕事に支障が出る恐れ」との内容です。

労働関係の法律は労働者の権利を擁護する内容でそれはそれで目的を果たしていますが、フリーランスに対しても権利を擁護する法整備がされるべきです。破産した日本航空のパイロットは年収3000万円、高卒40歳の客室乗務員の年収1000万円、そうした高級どりが更なる賃上げにストをすることを認める労働法はおかしいと思います。

私事ですが、事務所創設以来40年継続してきましたが、多くの方のご理解とご支援で継続できたと感謝をしています。特に私の場合は行政からの仕事が多く、私を評価し信頼下さり、仕事を依頼していただいた方々に感謝です。

一方で、上記のように、こちらが一匹狼であることから、また、3度の海外留学で私のみが持つノウハウを無料で自らの立場のために利用する事例や暴言を吐かれる被害に遭いました。また、初対面でこれから1年間付き合うというのに名刺を渡さない嫌がらせの係長がいました。隣の大学教授には恭しく名刺を渡していましたが。大組織に身を置いていればそのようなことは少ないのでしょうが。今思いますと、それぞれの相手がその程度のレベルの人物だったということです。縁が切れてよかったと思います。

ある時某組織の係長から課長がこのようなデータを欲しがっていると言われ、私しか持っていないデータを渡しました。複数回。すると氏は「課長から喜ばれました」と言ってきました。本来係長は課長に対し「このデータは原田さんという方から提供いただきました。ついては、さらにデータをいただく場合やコメントをいただく場合、原田さんにきちんと報酬を支払う必要があります。」と課長に発言すべきでした。その人物は自らの出世のために私のデータ(私しか持っていない)を無償で利用しただけでした。

ある時、ある仕事で付き合いがある某課長に丁重にある提言をしました。私は民間人でかつ若い時から指導者に丁重な言葉遣いをするよう指導を受け、後輩にも「さん」づけするほど丁寧な言葉遣いをするよう心がけています。課長は突然暴言を吐いてきました。他の職員がいる前で。大声で「さようなら」などと。課長が大声を上げる理由がわかりませんでした。その時課長はたまたま不機嫌だったのか、私の提案に対し偉そうに振る舞いたかったのか。まともなコミュニケーションが取れません。

若い時海外で勉強した体験から、「人を見て対応が変わるのはよくない」と思いました。「日本人だから(黄色人種だから、敗戦国から来た若造だから)」など差別的な言動を受けたことはありません。アメリカで黒人だからなど態度をしたら人権問題として訴えられます。日本は個人の能力経験でなくその個人が属している組織の名前が幅を利かすおかしな社会です。フリーランスだからは人権差別です。

気候変動対策オランダ最高裁。政府に実行せよと命令。世界初の判例。

気候変動に対する政策は、今やどこの国でも、特に先進国では喫緊の課題です。12月20日のニューヨークタイムズに、「オランダの最高裁判所が政府に気候変動対策を実行せよと命令した。」という記事があり驚きました。最高裁判所が行政に対し○○せよと積極的に命令を出すことは日本の最高裁ではありえません。アメリカの最高裁はオランダと同様、政府に対し○○せよと命令することが多くあります。

記事の内容を一部紹介します。(著作権に触れない程度に)オランダの最高裁は温室効果ガスの排出を2020年末までに1990年比25%削減せよという判決で、裁判所が国に対しかかる問題で命令を出したのは初めてです。

環境政策で遅々と進まない温室効果ガス削減について、もし、日本でどなたかが国を訴えたとし、日本の裁判所、最終的には最高裁がどのような判決を出すか興味深いです。おそらく、これは政策の問題だから最高裁は判断せずと逃げるかもしれません。

照明デザイナー石井幹子さんのフィンランド体験。多様な社会。女性の活躍。港区では。

日本の照明デザインをリードしてきた照明デザイナーの石井幹子さんのインタビュー記事が読売新聞で連載されています。12月26日の記事で、「1965年フィンランドで働いた時、女性が多く働いていたこと、デパートのバイヤーが女性ばかり、結婚している女性、独身の女性、離婚した女性、未婚の母の女性など多様な女性が頑張っていることに驚いた、しかも、あの人未婚の母などと陰口を言う人がおらず、多様性の社会で、…日本に帰国後、女性だからと仲間外れにされたり・・・」と書かれています。私自身も1971年スウェーデンに留学、全く同じ状況を体験しました。

現在、日本でも国や多くの自治体で多様性と口にしています。50年以上前にアメリカや北欧が多様性社会であったことからすると、閉鎖的日本は50年以上遅れています。港区は多くの外国人がいますが、港区役所の最高幹部は口では多様性と語りますが本心では多様性に背を向けています。経験上、彼らは学校卒業し港区役所に就職し、閉鎖的な組織で30年、40年仕事をしてきました。外国人と付き合ったこともなく、外国の文化を学んだこともなく、港区の職員以外のライフスタイルを体験、理解したことがありません。

私は、3度の海外留学とその後の国際会議などで多くの外国人と付き合ってきましたが、そういう体験をした人物を、元区長や一部の最高幹部が変人扱いしたのは残念でした。自らの体験から、港区の最高幹部が発言する多様な社会、異文化理解は受け入れがたいキーワードです。

元TBS記者のレイプ事件。メディア人として適格性に欠く。

元TBS記者で、ワシントン支局長を勤めた山口敬之が伊藤詩織をレイプしたとして訴えた民事訴訟で、東京地裁は訴えを認め山口に損害賠償の支払いを命じました。一方、山口は逆に名誉を棄損されたと伊藤を訴え1億3000万円の損害賠償を求めました。それは棄却されました。

驚きは山口のメディア人としての意識の欠如です。レイプして、被害者から訴えられ、事件が公にされ自分の名誉が傷つけられたと逆に被害者を訴えたことです。TBS記者で、しかもワシントン支局長という重要なポストについていた方とは思えない行動です。報道記者で、ワシントン支局長であれば、日米の政治問題から広く世界の政治問題まで、ワシントンから日本に様々な事件を伝え、時には偉そうに日本政府やアメリカ政府を批判したことでしょう。メディア人として適格性に欠く人物と感じました。一方、この程度の人物がTBSの重要な役割を担う記者だったわけです。

TBSは社として元重要な地位の社員がこのような反道徳的、反社会的行動をしたことに反省の発言をしたのでしょうか?報道番組を見るたびに、社会経験、基礎知識をきちんと持っているのだろうかと思えるキャスターなどが、事件に関し、偉そうに評論家然としてコメントすることに不快な気持ちで聞いておりました。CNNなどアメリカのテレビのニュース番組を毎日視聴していますが、キャスターはキャスターで、偉そうにお説教のようなコメントはしません。ゲストを招き、コメントさせています。日本のテレビ局は芸能人になったような気分で報道をしている女子アナ(場違いと思います)やアメリカの外交専門大学院のフレッチャースクールやジョージタウン大学大学院の政治コースの修士号や博士号を持ったかのように偉そうなコメントをするキャスターの報道を聞くたびに不快な気持ちにさせられます。

経済大国になった中国。大国としての振る舞いに期待。

中国の2019年のGDPは14兆1402億ドル(1ドル100円とすると1400兆円)、日本は5兆7480億ドル(578兆円)、2010年、中国のGDP6兆660億ドル、日本4兆4848億ドル。2000年、中国のGDP1兆2149億ドル、日本3兆4189億ドル。1990年中国のGDP3990億ドル、日本2兆4517億ドル。中国のGDPは2000年代一気に日本を抜き、今や日本のおよそ3倍。世界の経済大国になりました。日本はこれまでODAで多額の金額を中国に渡し中国の経済発展の支援をしてきました。現在も続いているようです。額は以前より少ないと思います。

人間も国家もその地位に相応しい振る舞いが要求されます。私は学生時代、大国のアメリカと人口は800万人ですが経済大国のスウェーデンに留学しました。そこで習ったこと、「自由、人権」でした。考えていることを何でも言えという教えです。フラットな関係で自由に議論し、方向を見出そうという考えです。教授に対しても自由に意見を言えました。職場の上司、国家に対してもです。国際ニュースで見ますが、ホワイトハウスの前でトランプ辞めろとプラカードを掲げデモすることも自由です。一方、私事ですが、50年前、日本からの貧乏学生に対し、友人や地域社会の方々に親切にしていただきました。大国の振る舞い方というのはこうあることが好ましい姿であると感じました。

現在の中国は、欧米の自由、人権といった最小限の原理原則が理解されていません。日本やアメリカから中国に不利となるニュースが流れると国家の意思でニュース画面が真っ黒になり、視聴できません。中国の政治批判をする国民を逮捕したり、中国批判をする芸能人、アスリートなどのテレビ中継を中止したり、香港で政権批判をする香港人を拘束したり、スパイ容疑で日本の研究者を拘束したり、世界先進国共通の価値観が理解されていません。おせっかい好きなアメリカ議会は中国に対し、「香港人権法」が成立、香港の自由を守る支援をすることとなりました。香港の学生たちは「トランプ大統領ありがとう」とプラカードを掲げています。

経済成長を続け、お金に余裕ができた中国は(いまだに日本がODAで支援しているのが不思議ですし、中国から感謝されずいちゃもんをつけられても経済支援を続ける日本政府のお人好しはいかがかと思います)途上国の港湾、鉄道、道路などインフラ整備の支援を急激にしています。中国は19世紀列強から帝国主義的支配をされ屈辱を味わった歴史を記憶しているはずですが、途上国のインフラ支援をし借金が払えないなら99年の租借と言いう名目で港湾を奪い取っています。

多くの立派な中国人の友人がいます。国家同士になると国民同士の理解、友情を超え、遺憾な方向に向かっていることは残念です。伝統建築を勉強していると、中国から仏教が伝来、それに伴い寺の建築の輸入などで中国の文化に敬意を表しています。また、日本は孔子の教えを大切にしている組織、地域があります。日本中に孔子廟が30か所くらいあります。水戸、足利学校、岡山(閑谷校)などにあり現在も礼拝の対象です。中国が世界の大国に相応しい行為をされることをお祈ります。

秋元司衆議院議員逮捕。アメリカ・スウェーデンの政治家との比較。港区議にも問題が。

令和元年12月25日「衆議院議員秋元司が逮捕、IR巡り収賄容疑。」と報道記事を見ました。アメリカとスウェーデンに留学し、直接政治家と付き合った経験はありませんが、しばらくの留学生活で友人との会話、報道を通じての彼の地の政治家の教養レベル、活動ぶりなどを知りました。日本の政治家と似て非なる状況です。多くの政治家は真面目に活動していると思いますが、一方、欧米の基準からすると明らかに失格の政治家も多くいます。

まず、法案、政策作成能力についてです。欧米の政治家は英語でLaw Makerと呼ばれます。つまり法律を作る人です。日本の政治家は法律を作るというより行政が作った法律案を追認したり(与党)、いちゃもんつけたり(野党)が活動の大半を占めています。日本の政治家はLaw Makerでありません。欧米なら政策を作れない、法案を作れない政治家は次の選挙で失格の烙印を押されます。日本ではタレント政治家が多くいます。スポーツ選手出身の政治家も少なからずいます。高卒でスポーツや芸能の世界に入り、その道で実績を残し、有名になり、その知名度で選挙に出た場合です。本来そういう方は、専門分野の審議会委員などに就任し意見を発現すべきです。彼らは高校でスポーツや芸能一筋で、国語、社会、数学、英語・・・などまともに勉強する時間がなかったと思います。彼らの基礎知識は政治活動するに十分でないと思います。欧米では弁護士などの専門資格、大学院修士課程程度の学習歴が要求されます。欧米の選挙の基準からすると日本の政治家の多くは当選しないと思われる方が日本で当選し政治家になります。

次に、議員特権についてです。日本の国会議員の年収は2000万円。さらに諸手当、交通費などが税金から支払われ、地方議員の場合都心に高級マンションの議員会館が提供されます。港区議でも年収1200万円、プラス交通費や諸手当が支給されます。スウェーデンの国会議員は年収888万円。ニューヨーク市議会議員は年収900万円。日本の政治家は報酬の高さに加え、政治家としての多くの特権があります。欧米の政治家はボランティアの感覚に近いものがあります。日本の政治家と比べ特権はありません。スウェーデンで国会議員が公費でチョコレートバーを買ったとして批判され、次の選挙で落選しました。国民の政治家を見る目、評価する目が厳しいです。港区議で共産党のKさんは高級外車に乗っていました。高級スーツを身に着けていました。どなたも注意、助言しないのが不思議でした。アメリカ、スウェーデンでは税金が元である議員の歳費で高級外車に乗るような行為、また、一般国民以上の贅沢をすれば、その議員は確実に次の選挙で落選します。日本では有権者の目はそれほど厳しくないのでしょう。あるいは政治家を見る意識が欧米と比べると低いのでしょう。日本の政治家は報酬も高く、特権も多く、口利きが主たる仕事になっています。政策を作る知識能力がなくても、「威張りたい」「利権、特権にありつきたい」と思い政治家になる輩が少なからずいます。くどいですが、日本でも真面目に政治活動している方は多くいます。アメリカ、スウェーデンの政治家は資格を持つ「プロ」であり、日本と比べ特権もなく報酬も低いですから、資格や知識で本当に政治に身をささげる方しか政治家になりません。まして金品を受け取るような輩は、欧米では一発で失格です。

以上の欧米の政治事情は、国会議員や都議会議員は公費で視察をし、ある程度知識として得ていると思いますが、「不都合の真実」として自分に不都合なことは日本で語らないのでしょう。

政治家はもっと勉強してほしいし、一方国民も政治を見る目を高めていただきたいと思います。

鴨料理を満喫。千葉県旭市の才兵衛

先日、友人に誘われ千葉県旭市にある才兵衛という鴨料理のお店に17名で訪問しました。東京から総武線の特急に乗り、約1時間半、飯岡で下車しました。幹事のTさんのガイドで、才兵衛に行く前に飯岡漁港で水揚げされたしらすの神原商店に立ち寄り、新鮮なシラスを購入一パック1000円。その後、イチゴ農家の向後苺園に立ち寄り、甘い採りたての苺を購入しました。イチゴなのでひと箱1(イチ)・5(ゴ)、つまり1500円。さらに、その後、白鳥と鴨が生息する池に立ち寄りました。もっともその池の鴨は野鳥でその鴨を捕獲し食べるわけでありません。食用の鴨を東北から仕入れているとのことです。

才兵衛に5時頃到着、鴨の肉でバーベキュー。私は普段9時、10時に夕食を食べる習慣なので、異常に早い夕食。店が薄くスライスした鴨肉が皿の上に重なるように並んでいます。それを炭火のコンロでラードを大目につけ焼き、タレにつけ食べます。肉はすぐに焼け、焦がさないようにするのがコツだそうです。厨房で調理された肉が用意されるのと異なり自ら焼くので仲間と会話する暇なし。鴨肉料理は初めての体験でした。1人8000円。極論すると広大な田んぼのど真ん中にある店です。大勢のお客様で賑やかでした。お薦めのグルメ散策です。飯岡駅はローカル駅としてユニークな作りです。半径6メートル程度の円形の待合スペースと資料館があります。施設全体を構成するのはコンクリートの斜め柱。