日別アーカイブ: 2019年12月8日

世界で戦う早稲田を目指す。新総長の下で意欲的な戦略

2019年12月7日、早稲田大学の商議員フォーラムが開催されました。田中愛冶総長と笠原博徳副総長のプレゼンを拝聴しました。早稲田大学は30年後をめざし世界で戦う大学を目指す、早稲田オープンイノベーションバレー構想です。総長と副総長の共通の特徴は世界的学会の会長を務めている点です。田中総長は世界政治学会の会長、笠原副総長は国際コンピューター学会の会長です。

私自身、学生時代3度の海外留学とその後の国際会議出席の経験から日本人の研究者がたくさんある国際学会を動かす指導者になるべきと思っております。日本の研究活動、大学の存在感がアッピールできます。ネットワークが構築され、様々な情報が入ります。日本人の特性として、大変内向きと感じます。建築でも建築士会などの活動を見ていると国際化というテーマは敬遠されているようです。国際化となると、教員の採用方法、教育研究のあり方など、欧米の大学並みにしてゆく必要があります。変化を具体化するのに大いなる障害があります。抵抗勢力です。今後の早稲田の頑張りに期待したいと思います。

積水ハウス、男性育休1か月、素晴らしい決断。しかし私は50年前から知っていました。

読売新聞12月3日、リーダーに聞くで積水ハウス社長仲井嘉浩氏のインタビューが掲載されていました。「スウェーデンに出張したさい、空き時間に郊外の都市を見学し、その時公園でベビーカーを押していたのが男性と気が付きその光景にショックをうけた、そこで積水ハウスでも男性の育休を採用した。」とのことです。素晴らしい決断です。

個人的な気持ちですが、1971年にスウェーデンに留学した経験から言えば、積水ハウスの社長さん、今頃気が付いたのですか、私は50年前からそうしたこと体験していました、私に聞いてくれればよかったのにという思いでした。多くの政治家が福祉国家のモデルとしてスウェーデンに視察(公費)していますが、企業でも行政でも育休が実現しないのが残念でなりません。公費の無駄遣いです。私に聞いてくだされば教えて差し上げますが。そのほうが時間と費用の節約になります。

箱根台風被害にめげず頑張るNARAYA CAFE

11月23日孫一家と箱根、宮ノ下温泉郷を訪問しました。箱根登山鉄道が台風19号で前線被害を受け、当分の間(おそらく1年間)運休となりました。箱根湯本駅からバスで宮ノ下まで行きました。孫が大好きな宮ノ下駅前のNARAYA CAFEに寄りました。足湯とユニークなスウィーツ、工芸品で面白い業態展開しているお店です。当日は生のコンサートを開催。箱根に元気を与える目的です。オーナーの企画です。雨模様にもかかわらず部屋いっぱいの聴衆がいました。CAFEのスウィーツを食べながら音楽を楽しみました。早い復興を期待します。孫一家と楽しませていただきました。オーナーと少しお話をしました。東大の都市工学科卒業でまちおこし、建築のプロの方です。

また、駅から(実際は閉鎖中)坂降りて国道に出て、100メートル進み、エクシヴホテルのほぼ前においしいラーメン屋(一人で運営)があります。お勧めのお店です。訪問することで、被災地が元気になります。バスとケーブルカー、ロープウェイは通常通り運行しています。