日別アーカイブ: 2020年1月10日

六本木の客引き。麻布警察署地域課警察官素通り。職務怠慢?

令和2年1月9日(木)夜9時10分頃です。事務所を出て六本木交差点に向かい歩き始めました。すると最初の路地の角の公道上に3人の若い女性がA-4サイズの営業ポスターを手に持ち、立っていました。通行人に声掛けしていました。条例違反です。公道の不法使用です。たまたま麻布警察署地域課の警察官、一人は小柄のメガネをかけた方、一人はスリムで背の高い方2人のコンビが3人の客引き情勢の前を素通り。本来なら「なにをしているのですか?」「公道上で立って客引き活動は禁止されています。」「どちらのお店ですか?」「お名前は?・・・」など職質すべきでした。警察署の記録に残すべきでした。明確な職務怠慢です。2人の警察官が通り過ぎた直後、3人は通行人に「一杯いかがですか」と声掛け。私は、公道上での客引きは禁止されていると注意しました。警察や区役所から報酬を請求してもよいかもしれません。(笑い)

若い地域課の警察官が、明確な客引き行為で、しかも公道上に立っているのに何もしないということは、もしかして店から賄賂をもらっているのではと疑ってしまいます。20年ほど前、赤坂警察署で生活安全課の警察官が風俗店から金をもらい犯罪に目をつぶるということで逮捕された事件がありました。港区長就任後、ある商店街が警察署員を招き飲食を重ね、使途不明金が生まれ、商店街の会計が大赤字になったと報告を受けたこともありました。事件の質が異なりますが、多くの方が記憶していると思いますが、1978年北沢警察署地域課警察官が制服のまま女子大生のアパートに押し入り、強姦、殺人をしたというとんでもない事件がありました。不良、バカ警官が少しは混じっているということです。北沢署の当時の地域課長や署長はどのような指導をバカ警官にしていたのでしょうか?最近も埼玉県警、福岡県警などで警察官が殺人、強盗をしました。多くの警察官はまじに仕事をしていると思いますが。

ジャンル、程度は異なりますが、麻布警察署、地域課長はどのような指導をしているのか?不思議です。毎晩歩道を歩き、客引きに声掛けられ不快な気持ちで帰宅する身を察することができないのでしょうか?港区長時代、治安、危機管理で日本初のことをしました。治安問題にエネルギーを注いだのでなおさら残念です。

ゴーン事件。ゴーンのプレゼンの一人勝ち。日本政府のPR下手。

ゴーンは8日レバノンで記者会見をしました。アメリカのCNNは生中継をしました。ゴーンは外国人特有の激しい身振り手振り、まくしたてる口調、パワポの画像を使い自分の思いのたけをたっぷりプレゼンしました。私はCNNの生中継を視聴しました。

その後直ちに日本の法務大臣が記者会見し、日本の実情を説明し、ゴーンのプレゼンについて反論をしました。それ自体よかったと思います。しかし、CNNはじめ海外のメディアは法務大臣の記者会見を放送しません。海外で人々はCNNはじめ諸外国の生中継やニュース番組をみてゴーンのプレゼンの方法に大いに納得させられたかもしれません。法務大臣が日本流の記者会見をしても、海外にアッピールできません。法務省はホームページで英語とフランス語で法務大臣の記者発表を掲載したとのことです。また東京地検の次席検事のコメントをホームページに掲載したとのことです。

海外向けの情報発信、しかも司法手続きの正しい説明ということを考えると、ゴーン以上の身振り手振りで、法務大臣、検察、裁判所は日本の司法制度について正しく伝えなければ、海外の方はおそらくゴーンのプレゼンを見て、イメージだけでゴーンは正しい、ゴーンは日本の司法制度の犠牲者だという誤解を生む恐れがあります。それが分からない日本の司法当局の動きを残念に思います。