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神宮外苑再開発で樹木1000本伐採、驚愕!

2022年2月18日読売新聞によりますと、神宮外苑再開発で樹木1000本伐採するとのこと、驚きました。2月9日東京都の都市計画審議会で都市計画決定をしました。環境の時代、CO2を削減しなければいけない時代、ESG(環境、社会性、ガバナンス)の時代と言われる時代背景に反する内容です。

樹木の効果は、CO2の吸収、緑陰による温度低下、景観上の効果、大気汚染防止、大雨の吸収、不動産の価値向上など大きな効果があります。2016年7月のワシントンポスト紙の報道によりますと、アメリカ連邦政府とカリフォルニア大学デイヴィス校の研究で、カリフォルニア州の都市部に910万本の樹木があり、年間10億ドル(約1100億円)の利益を生んでいるとのことです。1本の樹木の維持費が年間19ドル(約2000円)で、1ドルの支出にたいし、5.86ドルの利益があると研究成果を発表しました。

原田の体験です。その1,1971年フィンランドのヘルシンキ近郊のニュータウンを見学した際、案内してくれたフィンランドの建築家チャーリーが「コンクリートの塀を造る際、既存の白樺の樹木を外し、コンクリートを打設している」と環境(既存の樹木)に配慮した建設行為を指摘してくれました。

港区長時代、防衛庁跡地の再開発で、区長自ら開発事業者に直接いくつかの注文を出しました。既存の樹木を守るため、工事中は別の所に仮移植し、竣工間際の外構工事で、再度樹木を植え直すと言う方法を取りました。(取らせました)

神宮外苑の敷地は、港区と新宿区にまたがっています。港区長と新宿区長の環境問題(緑の保存)に対する意識の欠如と言えるかもしれません。港区の武井区長は、私の区長時代の人事課長、人事や総務部門の経験者ですが、残念ながら環境問題は全くの素人。また、区議会、都議会でどのような議論をしたのか。