日別アーカイブ: 2022年6月16日

ヒューストン市訪問、まもなく全米第3位の都市に

 6月5日(日)と6日(月)と2日間だけですがヒューストンを訪問しました。主目的はロータリー国際大会に参加することです。5日(日)日本人向け朝食会でヒューストン総領事村林氏が「ヒューストン、テキサス州がアメリカ経済を支えている。まもなく全米第3位の都市に発展する。」と挨拶。我が意を得たりでした。ヒューストンは石油、電子工業、宇宙科学、医療(世界最大のテキサス・メディカルセンターがあります)の拠点です。3年前トランプ大統領が「在ヒューストン中国総領事館はスパイの巣窟である。」と閉鎖命令をだしたことから、ヒューストンの特別な位置づけが分かります。

 私は1974年から76年ヒューストンにありますライス大学建築大学院に留学しました。1970年、早稲田大学の交換留学でオハイオ州The College of Woosterの留学の帰途、ヒューストンの友人宅にホームステイさせてもらいました。当時ヒューストンの人口は100万人。全米で6位でした。多くの友人、教授達から、これからヒューストンの時代、次留学するならライス大学がよいと助言がありました。予想は当たりました。1978年中国の最高指導者鄧小平はヒューストンを訪問しました。日本の政治家と目の付け所が違うと感じました。日本の主な政治家、研究者でヒューストンを訪問した方はいないか、少数でしょう。

 COVID19の検疫はかなり緩和されたと思います。出発時、羽田空港のカウンターでPCR検査証明書を示し、それで終わり。アメリカに入国する際検疫はなし。税関検査も無し。(欧米の空港では税関検査はほとんどありません)ヒューストンに到着しすぐPCR検査を受け、15分で結果が出て証明書をもらいました。帰途、ヒューストンの空港のカウンターで証明書を示し、羽田空港に到着し、PCR検査証明書を示し、後、厚生労働省の指定したアプリをインストールして終了。いたって簡単になったと思います。

 昔の友人宅を訪問しました。ホストファミリーは50年前の私の写真をすべて持っていました。プリントしてくれ記念に持って帰れと渡されました。また、私が送ったクリスマスカードも全てファイルしてあるとのこと。驚きました。

 ロータリーの公式行事、開会式、会長主催の昼食会に参加し、その他はライス大学を訪問しました。夏休みであり少数の学生を見かけただけ。メニル美術館(レンゾ―・ピアノ設計、関西空港の設計者)、市立美術館(スティーブン・ホール設計)を視察しました。

 友人から聞いた話、ヒューストン市は全米で最大の多様性のある都市だそうです。100数十か国の出身の市民が住み、多くの言語、文化を基に生活しているとのことです。

 わずか2日間の滞在でしたが、充実した時間を過ごすことができました。