日別アーカイブ: 2022年12月25日

世界で活力ある都市ランキング

Architecture Dailyという建築・都市の専門誌によりますと(22年7月4日)、22年の世界で最も活力ある都市のランキングが発表されました。調査実施組織はEIU(Economic Intelligence Unit)です。評価の視点は、安定性、インフラ整備状況、健康医療、文化芸術分野です。結果は、オーストリアのウィーンが第一位、以下、コペンハーゲン、チューリッヒと続きます。10位は大阪とオーストラリアのメルボルンです。

一方、最下位は、イランのテヘラン、以下、カメルーンのドゥアラ、ジンバブエのハラレ、バングラデッシュのダッカ、パプアニューギニアのポートモレスビー、パキスタンのカラチ、アルジェリアのアルジェ、リビヤのトリポリ、ナイジェリアのラゴス、シリアのダマスカスです。戦乱、災害、社会不安を抱えた都市です。

森記念財団が毎年世界の都市ランキングを発表しています。データ収集、整理、分析にご苦労が多いと思います。しかし、上記の都市ランキングと比較し、森記念財団の調査結果の違いは、東京、ニューヨーク、パリ、ロンドンの大都市の比較が中心で、その他の都市の比較がされていません。どちらが正しいとかでなく、調査の目的、評価の指標、点数付けで評価が異なると言う点です。

ニューヨーク州議会議員の年俸

各国、各都市の政治家の報酬について関心を持っております。ニューヨークタイムズの12月22日の記事によると、ニューヨーク州議会で議員報酬の値上げを決め、来年度から142,000ドル(現在の交換レイトで約1840万円)とします。全米の州議会議員の中で最も高い額です。

東京都議会議員の年俸は約2000万円。アメリカの議員の仕事は、立法、政策作りです。日本の議会は、行政が作成した法律案や政策を「審議する」ことです。つまり、日本では議員が法案や政策を作ることはほとんどしません。そういう点で、アメリカと日本の政治家の役割、仕事内容が大いに異なります。以前、ブログで紹介しましたが、ニューヨーク市議会議員の年俸は9万ドル(現在の交換レイトで1170万円)(最近の報酬は知りません)国会議員は海外視察をします。都議会議員もニューヨーク市など姉妹都市など視察しています。こうした報酬や議員の仕事ぶりなども大いに調査し、調査内容を日本の議会に活用していただきたい。

ブロードウェイの俳優の給料

以前のブログで、スウェーデンの文化芸術分野の職種の給料を紹介しました。1971年スウェーデンに留学した時に、入手したスウェーデン政府の統計資料です。俳優の給料が高いことに驚きました。組合組織がしっかりしており、俳優の権利を守っていることと思います。

日本では、現在でも、俳優、それに建築家もですが、低い給料、食えない給料の典型的な職業の一つと言われています。ニューヨークタイムズの12月19日の記事によると、ブロードウェイで働く俳優の給料が、雇用者側と俳優側の交渉で合意されました。週給2,638ドルです。現在の交換レイトで日本円で週給34万円です。日本でも、文化芸術の担い手である俳優の給料を適切な水準に決める必要があります。ブロードウェイの俳優の週給を知るにつけ、ニューヨーク市が文化芸術の拠点である理由が納得です。文化庁長官、政治家達はこうした分野の課題にもっと目を向けるべきです。

アメリカ女性州知事12人

ニューヨークタイムズの12月21日の記事に女性知事が12人になった、女性が頑張っているとのことです。比率で24%、まだクォーターでない、このうち、どなたか大統領選挙に出るかしら?女性知事だと、子育て、性被害など女性特有の課題に意識が高いと思われます、と言う内容です。原田のコメント、日本でも、早く、女性知事の数がクォーターになると良いと祈っております。大いに社会を変えて欲しいと期待しております。