先日会議参加のためシンガポールを訪問しました。赤道に近い南国の都市国家です。建築家の観点から、世界の中で住宅政策に成功した国です。もう一つの国はスウェーデンです。街全体は緑あふれ、道路は広く、路地に入っても電柱がありません。建築はわくわくするデザインです。リークワンユー元首相のリーダーシップが大きいです。元首相の下で住宅開発公社の総裁Liu Thai Ker氏が頑張った成果です。氏はアメリカイェール大学の建築大学院に留学し、帰国後リー首相に見いだされ公共住宅の設計をしました。地下鉄(公共交通)の駅に超高層の住宅を配置、住宅の足元に商店、学校、医療施設などの公共施設を配置、周囲には公園を配置する、文字通り教科書通りの設計です。ある団地に行きました。建物の配置は蜂の巣状、六角形、およそ30階、1階に共同の洗濯場、食堂もありました。3日間だけの限られた時間でしたので改めてシンガポールを視察したいと思っています。
ガーデンシティ・シンガポール訪問
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