月別アーカイブ: 2024年9月

実録港区長日記出版

実録港区長日記を自家製本として出版しました。店頭販売でなく交流のあった方のみにお渡ししております。数人の仲間から「記録を残せ」と助言がありました。手書きの日記をワープロに起こすのに1年以上、全体の目次構成を検討しその内容に当てはめるのに1年以上、編集作業にさらに1年、弁護士の友人などにチェックをいただき再編集に半年ほどかかり合計4年ほどかかりました。

上下巻の2冊構成です。上巻は2部構成。第1部は「突然の出馬要請から選挙当選まで」、4章構成で、第1章「区長選出馬要請」、第2章「選挙戦」、第3章「選挙後から区長就任までの準備期間」、第4章選挙後の後日談、第2部は「区長時代の見聞記、リアル港区政」で6章構成、第1章「就任にあたり」、第2章「3つの懸案課題のスピーディな解決」、第3章「新規政策」、第4章「基本構想策定」(区長自らリーダーシップ)、第5章「各種団体・区民との交流」、第6章「区長の活動」。

下巻は2部構成、第3部「リアル港区政」6章構成、第1章「職員のリアル」、第2章「議会のリアル」、第3章「港区無法地帯」、第4章「区長会とはどんなところ」、第5章「港区に6人の区長」、第6章「周囲からの区長評価」、第4部は11章構成、第1章「次の選挙に向けて」、第2章「謀略1偽情報で回る」、第3章「謀略2 飯倉小学校廃校、満州事変と同じ、勝手に暴走、I教育長」、第4章「謀略3妻への脅し、対抗馬が出ます、原田さん負けたらどうなる?」、第5章「退任強要の言葉」、第6章「新年会等で応援メッセージ」、第7章「出馬せず」、第8章退任直前、カノッサの屈辱ならぬ区長室の屈辱、第9章「武井区長誕生」、第10章「後日談1」、第11章「後日談2菅谷元区長夫妻との会食」以上の構成です。

都立中央図書館と国会図書館に献本しました。書店販売はしませんのでご興味ある方は図書館で閲覧してください。

出版にあたり後日談、原稿をある程度仕上げ、いくつか出版社に相談しました。週刊新潮や週刊文春に「あなたの出版をお手伝いします」と広告があったので相談しました。新潮社から「港区政に関心がある人は少数(売れる本にならない)」と言われました。文春から「関心ありません。企画からお手伝いするならお手伝いしても良い(企画料がかかりますということ)」、幻冬舎は頻繁に営業メールが来るので問い合わせてみたら、600万円以上費用がかかると言われ、経済的に無理と判断しました。仕方ないので、印刷製本し交流のあった友人知人のみにお送りすることとしました。

ニューヨーク、リンカーンセンター、女性理事長誕生

ニューヨークタイムズ8月7日の記事に「リンカーンセンター理事長にマリコ・シルヴァー女史が就任」と紹介されました。初の女性、日系です。リンカーンセンターはニューヨークのマンハッタン、セントラルパークの西側に位置する世界の文化・芸術の拠点です。①メトロポリタンオペラ劇場、②ニューヨークフィルコンサートホール、③ニューヨークシティバレー劇場の3つの有名施設が立地しています。隣地にジュリアード音楽院(世界トップクラスの音大)、小室さんが卒業したことで有名になったフォーダム法律大学院があります。

新理事長に期待されることは聴衆を増やすことと寄付集めです。彼女の前歴はベニントン大学学長、マサチューセッツ現代美術館理事などです。アメリカでの女性活躍(特に文化芸術分野)の一例です。日本では、例えば東京文化会館の幹部は東京都庁幹部の天下りポストでしょう。他の自治体も同様です。本当に文化芸術を理解し、実際に適切に運用できる方なら良いですが。

アメリカハウスメーカー女社長誕生

Builderというアメリカのハウスメーカーの情報誌があります。8月号に全米66位のハウスメーカーMcBride Homes社長にジェニー・オウミラー女史が就任したと紹介記事がありました。本人の努力もさることながら会社としての多様性の方針も素晴らしいことです。日本にも大手から中小まで多くのハウスメーカーがあります。社長の性別のデータは不明ですが、少なくとも大手のハウスメーカーの社長は男性ばかり。女性の視点からの住宅開発、販売なども大切です。組織の多様性も大切です。日本でもハウスメーカーで女性社長の誕生を期待しています。

日航機御巣鷹事故39年続く日本航空の不祥事

8月12日、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し39年目というニュースに接しました。「空の安全」を誓う、との報道です。本当ですか?と疑いたくなる事件が続いています。パイロットが酩酊状態で勤務しようとし、ロンドンで警察に逮捕されたり、他の地区でも同様のことがありました。結果、遅れたりし、乗客に多くの迷惑を掛けました。日本航空の最高幹部、また、現場を預かるパイロットに安全を守るという緊張感が欠けています。殿様商売で一度は倒産した会社です。客の前で笑顔(作り笑顔)、しかし、背中向け乗客を馬鹿にしています。。

エリザベート音楽コンクール日本人6位入賞

少し前の情報ですが、24年6月2日ベルギー、ブリュッセルで開催されたエリザベート音楽コンクールのバイオリン部門で日本人吉田さんが6位入賞しました。素晴らしいことで、うれしいニュースです。こうしたニュースに接するたびに感じることは、欧米の文化芸術分野での審査の公平性、公正性です。国籍、性別に関係なく良いものは良いと審査する姿勢です。古くは小澤征爾のパリでの優勝、10年以上前ですが、テキサスで開催されたコンクールで辻井伸行さんが優勝しました。日本でのコンクール審査の在り方を考えさせられます。若い素晴らしい才能を発掘できない日本の指導者に失望しています。