港区役所は70歳以上の高齢者に公衆浴場利用券を52枚(1週間に1度は銭湯を楽しんでください)郵送で配布しています。私もこの数年銭湯を楽しんでおります。今年の春郵送された入浴券(サイズは7㎝×3㎝)に問題がありました。
昨年までは券の切れ目を折り曲げ封筒に入っていました。折り目通り入浴券を切り取ればよかったのです。今年も同じと思い、折れ目で切取り銭湯に持っていったらご主人から「切れ目が違う」と言われ戻されました。その際、ご主人から港区役所からのメッセージの紙片を渡されました。港区役所高齢者支援課曰く「破損した入浴券を取り換えたいなら港区役まで来てください」と書かれていました。港区の紙片がご主人から渡されたということは、入浴券の折り目と切れ目が異なり、入浴券を破損した高齢区民が相当数いるということです。
間違いの原因は港区役所の高齢者支援課にあります。私は高齢者支援課の担当職員Y氏に電話しました。「担当者のミスで入浴券を破損し、原因は港区側にあります。高齢者、障碍者に入浴券を新規に取り替えたいなら破損した入浴券を区役所(本庁舎)まで来いとうのは問題であり、サービス精神に欠けている」と伝えました。Y女史曰く「金券ですから取りに来てください。」と説明。自宅から本庁舎まで交通費もかかるし、時間も要します。
区役所側のミスですからまずは謝罪するのが先です。また、区役所まで交換しに来いではなく、「郵送という手段で交換もできます」と説明しました。私は思わず「英語で公務員のことをパブリック・サーバント、つまり、市民に奉仕する召使という意味ですよ」と伝えました。こうしたサービス精神に欠けた区役所職員は民間企業では使い者になりません。私は足腰元気だからよいですが、杖を利用する高齢者や障碍者などは単独で本庁舎まで行くのは困難です。高齢者支援課でなく、高齢者虐待課と言っても良いかもしれません。
私が区長時代、「笑顔で、迅速に、賢く(3S運動と称しました)」区民サービスをしてくださいと何度も訓示しました。武井区政になり、武井氏自身、サービス精神が何たらるか理解していなかったのでしょう、サービス精神に関する職員への訓示、指導は無かった結果かもしれません。