カスハラ対策が最近目につきます。結構なことですが、一方で、怒りたくなる原因を作る側の問題もあります。民間企業では、「お客様第一」ですが、中には無礼な接客をする人物もいます。礼儀作法についてお説教したくなる場合もあります。銀行でも時々不快な出来事があります。
問題は役所です。役人の優位性意識から「上から目線」の人物がそこそこいます。若い時の体験です。第一の事例、某役所で、私が読売新聞社の懸賞論文に入賞し賞金をいただいた時、某役人から電話がありました。私はお祝いのメッセージかと思ったら「賞金もらったんだからごちそうしろ」と要求。仲間2人連れてきて3人を接待することになりました。役人の「たかり」です。その後、その人物から「上司が海外の情報を欲しがっているので資料をくれ」と言われ、メモ書きですが報告書にし手渡しました。こうしたことが複数回続きました。しばらく経過し、結局その職員は私の持つ海外情報を利用(搾取)し、上司からの評価が高くなることを狙っていたのでしょう。私は上司、さらに、上級の幹部に直訴しました。
第二の事例、某役所で、ある報告書を編集するので編集委員になってほしいと依頼がありました。お役に立てればとお引き受けしましたが、全くの無報酬。役人の優位性の立場からの民間人に対する搾取です。
第三の事例、某役所で、長年まちづくりのコンサルタントを務めてなかなか具体的に成果が出ないので課長に「具体的に動いてみませんか?」と丁重に提言したところ激怒され、いんぎん無礼な表現で「お前は首」と言われました。周りにいた若い職員は「課長の腹の虫の居所が悪かったのかな?」という解説。今でいうパワハラです。この程度の課長がいるということです。
第四の事例、某役所の役職のない担当職員から無礼な言葉をかけられました。言葉遣い、礼儀作法をわきまえない、「俺は役人だ、偉いんだ」と勘違いしている職員がいることに驚きです。
最近では港区役所の高齢者支援課から送付された「公衆浴場入浴券」が破損のおそれがあり「新しい券と交換してほしかったら役所まで交換しに来い」とのメモを渡されました。自らのミスを棚に上げ、「体力の弱っている後期高齢者に区役所まで交換しに来い」(交通費かけて役所へ訪問すれば本末転倒)と若手職員の指示。これに対し、課長や区議に苦情を伝えました。Yという職員の不親切極まりない対応に内心怒り心頭です。原田区長の時代、私は民間人ですから「区民サービス」にベストを尽くせと常にお説教していましたが、その後の20年にわたる区役所職員出身の武井区政で「区民サービス」の視点をどこかに置き忘れてしまったのでしょう。
こうした彼ら彼女らの不適切、不親切な対応に怒鳴りつけたくなる気持ちが自然と湧いてきます。こうしたカスハラの原因を作っている側の問題も解決する必要があります。
公務員は英語で「Public Servant」つまり、市民(区民)に奉仕する召使という意味です。この英語の意味を知っている市長や公務員は何人いるでしょうか?