ジャズの第一人者のナベサダが福岡県築上市の音楽ホール(ハイヴィジョンホール)コマーレでリサイタルをしたとご自身のフェイスブックに投稿がありました。うれしかったです。その音楽ホールは30年前、私が設計した建築物です。400人の小規模な音楽ホールですが、音響性能は九州一と思います。現町長新川氏と面会しましたが、「音響性能が良いので近隣の地域の皆さんからも使わして欲しいと多くの依頼があります」とのことです。
近くに航空自衛隊の築城基地があり、ジェット戦闘機が轟音出して離発着します。また、1時間に一本程度、日豊線の特急が椎田駅を通過する際、汽笛を鳴らし高速で通過します。その際の騒音、振動はかなりのレベルです。音楽ホールはジェット戦闘機や特急列車の騒音も跳ね返しています。実は音響設計はNHKが担当してくれました。今となってはNHKに感謝です。
外観はオランダ風にして欲しい(運河が張り巡らされた町づくりをしたい夢をお持ちでした)と当時の町長の要求でした。たまたま偶然ですが、当時、私の事務所にオランダ人の建築家(名門デルフト工科大学卒)が二人いましたので、私が作成したスケッチを見せ、彼らに確認したら「オランダ風です」と言ってもらったので安心しました。30年経っても大切に使っていただいていることに町の皆様に感謝です。