日別アーカイブ: 2026年5月1日

東大汚職、優位な立場からの命令に従わざるを得ない。

東大大学院の共同研をめぐる汚職事件で、収賄側の佐藤教授、部下の吉崎特任教授と贈賄側の日本化粧品協会引地代表理事の裁判で、被告が事実を認め結審したとの報道です。2026年4月23日記事。優位な立場を利用し、性風俗店や高級クラブでの接待を教授側が要求していました。幼稚園児以下の大学教授がいるものです。大学教授にも就任前、就任中「倫理教育」が必要です。また、欧米の大学のように、「学生による教授評価」をすべきです。日本の大学では教授はアンタッチャブルな存在です。一部の教授は長年教授を続けている内に常識を失うのでしょう。

次元、レベルは異なりますが、私にも似たような経験がありました。某役所の公務員についてです。当初は、私の海外留学で得た最先端の知識や情報に対し敬意を表し接してくれていましたが、次第に、慣れてくると、私は民間の零細な設計事務所の経営者、相手はお役所の公務員ということで「たかり」が始まりました。新聞社主催のあるコンクールで私が入賞し10万円賞金をいただきました。すると、氏から電話があり、その瞬間は「お祝いのメッセージ」かと思ったら、「賞金もらったんだからごちそうしてくれ」とのたかりの電話でした。しかも同僚を2人連れて来ました。日頃の付き合いだからこの程度は良いかと食事会を催しました。さらに、氏の上司がアメリカのとある情報を欲しがっているのでまとめて欲しいとアメリカの学術情報の提供を求められました。今思うと、その人物は上司にゴマすり褒められたかったのでしょう。ただ働きでした。さらに、氏曰く、「自ら研究活動するのに費用が必要だから、原田さんに支払う報酬にプラスアルファを乗っけるのでいくらかバックしてほしい」との依頼。若輩者としては断れません。ある時点で断りました。また、上司にも報告しました。ご本人は調べにしらを切ったようです。若い時の体験です。優位な立場にあるほど、自分の言動に気を付けなければなりません。威張りちらす、礼儀知らずの公務員はいまだにいます。

共産党不破前議長大往生、貴族のような山荘生活?

日本共産党前議長不破哲三氏が昨年末95歳で亡くなりました。週刊新潮に「貴族のような山荘生活」と書かれていました。一部引用すると、「86年に相模原市内に山荘を建ててからの生活ぶりは有名だ。自宅は永田町から車で片道1時間半かかる。敷地に運転手や警備員、料理人が寝泊まりする小さな家があった。党本部から派遣された料理人は一流ホテルのコック経験のある人。」などなど。

私の価値観からすれば、共産党のリーダーであれば、公共住宅に住んで、政党のトップであれば緊急事態に対応できるよう政党本部の近くで生活すれば良いのにと思います。前の宮本議長は、記憶では、多摩市に数千坪の敷地に住んでいたと報道がありました。庶民生活からかなりかけ離れた生活だと思いました。そういえば、港区の共産党のK幹事長は高級外車を乗り回し、高級なスーツ、時計などを身に着けていました。

不破さんとは偶然3度お目にかかり、言葉を交わしたことがあります。最初は1998年頃(港区長就任前)、原宿にあるトルコ大使館のレセプションです。当時の大使と交流があり、家族全員が招待され大使館に行くと多くの招待客の中にテレビで見慣れた方がいるなと思い、あ、そーだ共産党の不破さんだ、おそらく原宿の町内会同士ということで招待されたのだろうと思いました。不破さんは有名人で共産党のトップということで、一人でお立ちになっているご様子で、思わず近寄り、ご挨拶をしました。気楽に名刺交換させていただきました。2000年6月に港区長に就任し、しばらくし、新人の区議との懇親会に招かれ、同席した共産党の若い区議I氏に不破さんの名刺を見せたら「すごいですね、僕ですら直接お目にかかったことがないのに」と言われました。

区長就任後、2回ほど、レセプションで偶然不破さんをお見かけし、お一人でポツンとお立ちになっているのでご挨拶し会話しました。確かその席はアメリカ商工会議所の主催のレセプションだったと思います。「共産党のトップがアメリカの商工会議所主催のパーティに参加されすごいですね・・・」などと話しかけたと思います。不破さんは笑顔で気さくな雰囲気の方と感じました。実際は共産党のリーダーとして厳しい方だったと思いますが。

私は不破さんと政策議論するような立場でもありませんし、また、そうした能力もありません。しかし、私自身、ブルガリアに本部があった国際建築アカデミーの役員をしていた際、ブルガリアの友人たちや、ロシアの建築アカデミー会員、ハンガリー、ポーランド、チェッコ、セルビア等の建築家たちと会話を通じて彼らの共産主義時代の体験とそれに対する評価(抑圧された生活や監視された生活など)を聴き、また、ロシアに留学した建築の後輩(パン一個買うのに3時間並んだなど)の話を聴き、さらに、1980年頃、亡命ロシア人、世界最高のチェリスト、ロストロポーヴィッチ氏の話を直接聴くと、共産主義に対し様々な課題を感じ、それを直接不破さんにぶつけてみたかったです。