港区長秘話94、都心居住シンポジウムパネリストとして参加、ベテラン議員からなぜだ?

平成14年の秋、読売新聞からの依頼で都心居住のシンポジウムのパネラーとしての出席依頼がありました。私の関心分野の一つです。区長就任前、港区で定住促進研究会会長を4年間務め、港区の都心居住政策の提案をまとめました。また、ニューヨーク市を中心にアメリカやヨーロッパの大都市の都心居住の実態を視察したり、調査研究した実績もあります。港区の都心居住政策をPRするのによい機会です。また、欧米の都心居住政策を紹介するのによい機会です。と思い、パネリストを引き受けることにしました。

ところが8期のべテラン議員が区長室に来て(頻繁に勝手に区長室を訪れていましたが)なぜパネリストで出るのか?とイチャモン的に聞いてきました。上記の理由を挙げ、説明しました。氏はベテラン区議ですが、こうした知的な活動には関心がないようでした。海外の事例を含め日本での都心居住政策を自分の経験で語れるだけのコンテンツを自ら持っていました。また、読売新聞主催の都市問題シンポジウムは80年代から90年代は私の知人で読売新聞の編集委員、論説委員を勤めた本吉さんが企画、司会進行役で、いつも本吉さんから招待状をいただき、私も頻繁に聴講に行ったことがあるシンポジウムでした。私にとり勝手知ったシンポジウムでした。

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