2013年7月6日アシアナ航空機がサンフランシスコ空港で着陸に失敗、炎上、3人が死亡という事故が報道されました。
日本の新聞記事やテレビ画面を見て「驚き」と「やっぱり」という気持ちになりました。
報道写真に写っていた燃える飛行機に立ち向かった消防士は女性でした。また、その後事故機の調査に入った連邦航空局事故調査委員会チームリーダーが女性でした。
アメリカからの報道写真を見て、アメリカでの女性の社会参画の状況が理解できます。
女性消防士がいの一番に火災現場に行く、あるいは、航空機事故調査官が女性というのは、日本ではありません。そもそも、日本の大学の機械科に女子学生はほとんどいません。
高校の進路指導で大いに機械科で学ぶよう女子生徒に刺激を与える必要があります。大学は機械科に女性を受け入れる努力をする必要があります。同時にその環境整備(女子トイレ整備、女子学生の就職相談支援等)をする必要があります。官庁も航空機メーカーも女性技術者を積極的に採用する努力が必要です。
報道写真一つ見ても、様々な課題を学ぶことができます。