武井区長の正確さを欠く挨拶、その2、犯罪が減りました、東京都全体で減少。

武井区長は新年会の席などで「港区内の犯罪は平成15年をピークに減少しています。」と触れます。正確さを欠く挨拶です。東京都全体の刑法犯認知件数は平成14年の約30万件をピークに平成27年約15万件と減少しています。港区だけが減少したわけでありません。武井さんが辣腕をふるったわけでありません。武井区長や区長のブレインは統計学を理解していないのか統計データを分析する能力に欠けるのか、しっかりと分析をし区民に説明をしなければなりません。

治安対策について、私が区長時代の平成14年、危機管理、治安対策担当課長のポストを用意し警視庁から派遣してもらいました。おそらく日本初の政策です。当時のU助役は理解を示さず、一部議会で反対もありました。私のリーダーシップで区役所に治安対策部門を設置しました。翌年、多くの区で同様の施策を採用しました。現在はほとんどの区市で警察官を警視庁から危機管理対策要員として派遣してもらっています。今では当たり前の制度となりました。文字通り原田のアイデアです。

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