元厚生労働省次官、村木厚子さんのインタビュー連載、敬意と怒り、

厚生労働省局長だった時冤罪で逮捕され、その後、事務次官に就任した村木厚子さんのインタビュー連載記事が読売新聞「時代の証言者」に28回にわたり掲載され、読みました。まずは、検察に対する怒りを覚え、さらに、村木さんの精神力の強さ、すがすがしさに敬意を払いたいという気持ちでした。

数年前、村木さん局長時代、事件でないのに、極悪非道なばか検事(大阪地検特捜部)が創作で事件をでっち上げ、村木さんを逮捕、起訴した事件がありました。裁判の前、開示された証拠書類を村木さん自ら調べ、証拠書類に偽造があることを自ら見附、検事のでっち上げということが判明しました。

反社会勢力が犯罪を犯しても、彼らだからしょーがないという気持ちにもなります。特捜部の検事が、事件でないものを勝手に事件に作り上げ、何ら落ち度のない方を逮捕、起訴、長期間拘留したことには怒りを覚えました。極悪非道な元検事は今どうしているのでしょうか。また、当時の大阪地検の責任者、特捜部の責任者、高検の検事長、検察庁の検事総長たちはどのように責任を取ったのか、不明です。本来、上司は辞表を出し、村木さんに土下座し、退職金を全て村木さんにお渡しし、しばらく仏門にでも入るべきでした。当時の検事総長、大阪地検の検事長、特徴部長など、いわゆるヤメ検として、大手企業などの顧問弁護士として高給を受け取りのうのうと暮らしているのでしょう。反社会勢力を中止することも大切ですが、こうした極悪非道な検事たちを社会、マスコミ、国会等が監視すべきでしょう。

もう一点、敬意を表したいのは村木さんの冷静な態度です。あれだけ屈辱的な扱いを受けたのに、その後、現在も冷静に社会で対応されていることです。私には想像できない、芯の強さをお持ちの方と拝察します。私なら怒りまくってしまうでしょう。

村木さん事件を知ると、検察の発表をうのみにできない、正義の番人と思っていましたが、でたらめな輩も多い、気を付けなければという気持ちになりました。(させられました)検察庁の最高幹部含め、関係検事たちが公式に謝罪をしたのか記憶がありません。

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