日本の文化政策の課題

平成26年6月28日の報道で、アメリカのバレー国際コンクールで日本人が金賞、それ以前にもローザンヌコンクールで優勝、ブノワで優勝、その他の音楽コンクールで日本人が入賞、うれしい限りです。一方で、残念と思うのは、順番がおかしいということです。本来、日本で評価され海外でさらに評価されるが自然です。絵画で評価され、日本で評価されるのは順番が逆です。つまり、日本の文化、芸術の指導者がいかに無能だったか、あるいは、審査で、有為な新しい人材を見つける努力をしていないかの証左です。日本で文化、下術分野はボス化し、審査員の構成が偏っているのでしょう。古くは、指揮者の小沢さんがヨーロッパのコンクールで優勝し、日本に凱旋。最近では、ピアニストの辻井さんがアメリカのコンクールで優勝、日本に凱旋。ノーベル賞も同様です。日本から欧米に移住し活躍した研究者が受賞し、日本の社会が再評価します。それまで日本の指導者(審査をする方々)は何をしていたのか、問題多いと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です