国際建築アカデミー大会出席、ブルガリア、ソフィア

5月13日日曜日からブルガリア、ソフィアに本部がある国際建築アカデミーの大会に出席しました。会長はゲオルギ・ストイロフ氏。元UIA(国際建築家協会長)、元ソフィア市長。世界各地からその国を代表する建築家、若手建築家が参加しました。また、パネル展示で世界中から200点近いパネルが展示されています。今回イタリア人建築家のパネル展示が多いです。また、経済発展が盛んなベトナムからのパネル展示もありました。最終日、パネルに対し表彰式があります。

ホテルと幹部会会議場はCOOPホテル。(日本だと生協ホテルと訳をしてしまいそうですが)講演会とパネル展示はソフィア工科大学。日曜日10時から幹部会に出席。私は客員教授で幹部会メンバーでありませんので、陪席という形で議論を聞きました。これまでの活動報告、幹部会候補者の審議、教授就任の審議など真剣な議論がされました。民主的な議論でした。

私事ですが、議事次第を見て、私がAcademic Council(評議員とでも訳せると思います)のメンバー候補者に掲載されているのに驚きました。委員長は2人、イタリア人のスキアッタレーラ氏、ロシア人のボコフ氏、副委員長にマルタのイングランド氏(1977年セルビアの建築家協会のイベントに出席し一緒しました)、評議員にドイツのヘルツォーク氏、メキシコ人のセラーノ氏、アメリカのジョンソン氏、名誉委員長に国際建築アカデミーの会長のストイロフ氏。渉外担当の委員にイタリアのクッチ氏。今後の国際建築アカデミーの活動方針について審議、方針を決める役割です。心してお役にたてるよう尽力したいと思います。

国際建築アカデミーは今から40年前、ストイロフ氏の提唱で、各国を指導する建築家が発起人になり組織されました。日本からの発起人は私の実務の指導者の菊竹清訓氏、丹下健三氏などです。

ストイロフ氏は89歳、お元気です。秘書役を務めていたミルカ女史もお元気。現在は秘書役は若手建築家のマリーナ女史。博士号(スポーツ施設の研究)を持ち、いくつかの海外で修行した経歴の方です。面倒な事務局業務を精力的に笑顔でこなしています。

毎回ですが、空港には学生、若手建築家が出迎えに来てくれます。今回はソフィア工科大学の3年生、ツヴェタン君がボランティアで迎えに来てくれ、ホテルにタクシーで案内してくれました。彼の卒業後の夢を聴くと、大学院に進学し、または、海外留学したいと話してくれました。また、3日間で世界中の建築家の講演を聴けるのは貴重な機会なので楽しみにしていると語っていました。(日本の若手も参加するとよいのですが)

ブルガリアはGDPが日本の1%。人口は700万。こうした小国で国際機関が機能し、多くの建築家が集まり議論する役割を担っていることは日本の国際化、観光政策にも参考になります。正直、私の体験に意識を持って聞いてくださる方(日本の建築家、政治、行政分野も)は限られています。

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