ローマ美術館など視察

ブルガリア、ソフィアの後、旧知の元駐日本イタリア大使のお招きでローマを訪問しました。数日の滞在ですが、びっしりと訪問日程表を作っていただき、日程表に基づきいくつかの有名美術館など視察しています。市内Altemps美術館を見学しました。入り口でセキュリティチェック、警備員はびちっと決まった制服を着て、ピストルを持ち、日本の警備員と異なります。建築の平面は「ロ」の字型の平面で、中央に中庭があります。中庭に向かい一部にテラスがあります。部屋にはフレスコ画が当時の状態でかなりの部分が保存、そのまま展示されてています。2000年前の彫刻が所狭しと展示されています。、驚きは、2000年前の彫刻が展示してある中で、一部に現代アートが置かれています。イタリア人的ユーモアなのか、一部には、日本だったら卑猥だ、けしからんと批判が出そうな絵や物も2000年前の彫刻の前に展示されています。アートを観賞する際、アートを広く理解しないといけないと感じました。

お連れ頂いた元大使の奥様曰く、ローマでは週末、美術館は夜の10時、あるいは深夜まで開館、入場料も無料で運営し、にぎわっているとのこと。日本の美術館は5時で閉館(最近一部に多少遅くまで開館している事例がありますが)、さらに、コンサートホールも9時で閉館、訪問者はコンサート終了すると職員やガードマンから「早く出てください」無粋な声掛けをされ高揚した気分が直ちに凍り付いてしまします。夜が安全な日本で夜遅くまで開館すべきです。

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