柴田徳衛先生の訃報、ご指導いただき大変お世話になりました。

先日新聞の訃報欄に柴田徳衛先生の訃報記事がありました。94歳、ご長寿の方でした。31歳の時の小論のご指導から始まり港区長時代まで様々ご指導、お心遣いをいただいた方です。感謝でいっぱいです。柴田先生は元都立大学敬勢学部教授、都市問題の大家です。その後美濃部都政の時、都庁の企画調整局長に就任、その後、東京経済大学教授として都市経済を長年担当された斯界の大家です。

1980年アメリカのコミュニティカレッジについて小論をどこかの専門誌に寄稿したいと思っていたら都庁の課長だった柴田先生の教え子の一ノ倉さんから「柴田先生をご紹介してあげる」とのことで、ご紹介をいただき、小論についてコメントいただき、ぎょうせい(出版)の「地方自治」に掲載することになりました。気さくな明るい方でした。

その後、毎月1回(定例で第3木曜日の夜)杉並の自宅で勉強会を開催しているのでよろしかったらご参加くださいとお誘いをいただきました。毎回話題を提供する方のお話が興味深く、都合が付くときは参加させていただきました。また、自らも話題提供することがありました。

アメリカから著名な研究者が東京研究で来日し、柴田先生がホストでお世話する際に私にもお誘いの連絡があり、ご紹介をいただきました。1988年には「世界都市東京」(発注は日本政府のシンクタンクの総合研究開発機構)をまとめたニューヨーク行政研究所(その後ニューヨーク大学教授)デイヴィッド・マメン氏を紹介いただきました。1988年私はニューヨークを訪問、マメン氏にお世話になりました。94年ニューヨークを訪問、柴田先生とニューヨークで合流、ご一緒させていただき、有名なスラムのサウスブロンクスなど視察しました。

柴田先生の教え子には都庁や市役所などの公務員になった方が多く、柴田ゼミで多くの公務員と出会いました。その後、港区長に就任した際、大変助けていただきました。

港区長に就任した際、港区内のローカルな中華屋さんで数人の教え子と一緒にお祝いの席を用意いただきました。また、退任後、ご苦労さん会もご用意いただきました。経済学と建築ということで分野は全く異なりますが、私が博士号を取得した際にも柴田先生がお祝いの席を設けてくださいました。心遣いをたくさんいただきました。それぞれ唯一の会でした。

地方政治、ニューヨークの大都市問題など柴田先生から多くを学ばせていただきました。ニューヨークの話は柴田先生の受け売りです。柴田先生はいつもニコニコ、心が和む先生でした。ありがとうとうございました。合掌

 

 

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