港区長秘話、区長は誰がやっても同じ!?

平成16年港区長退任後、時々私を後継者に引っ張り出した元区長S氏宅を夏、冬ご挨拶に訪問しました。ある時「区長はなー、だれがやっても同じなんだ。ただ、港区のふれあい文化財団の理事長は俺でなければ勤まらないんだ。」と発言がありました。S氏の本音を見たり。本当は「俺が裏で仕切っているのだから」という意味です。

私に後継者をして出馬してほしいと依頼した際「私は院政を敷きません。原田さんのお好きなように仕事してください。」と説得の言葉がありました。私自身内心「嘘だろう」と思いましたが選挙の時期が迫っていたこともあり、お引き受けしました。実際はご本人は私を背後から操りたかったのでしょう。病気引退と表明しつつ、実際は酒もたばこも飲むお元気ぶりでした。最初の口説き文句と異なり、就任直後から、さまざまおせっかいの発言が届きました。

私は自分の信念とこれまで重ねてきた知識(世界のトップの先生(複数)の下で学んだ知識)、都庁や中央官庁、海外の専門家など多くのネットワークを駆使し仕事をしました。S氏は面白くなかったのでしょう。真面目に仕事する原田スタイルを嫌がり、最後は引きずり出し、おとなしい人事課長だったおとなしい武井さんを次の後継者に引っ張り出しました。区役所の課長が区長候補になったのですから、周囲や都庁の方などは不思議に感じたと思います。

退任後しばらくして港区の幹部が曰く、「S元区長から電話があり、こういうぽすとがあるからやってくれ。」と人事の話。本来は区長の専管事項です。組織でこのようなことをしては組織破壊です。ガバナンス崩壊です。S氏は武井区長を差し置いて人事を仕切っていたようです。私の時も私に分らないように裏で動いたいたのでしょう。以前のブログで買いたいように私が指示した人事方針を武井人事課長が無視したのでしょう、全く覆されたことがありました。

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