港区長秘話、再選されたいならS元区長に土下座しろ

港区長を勤め3年半経過した平成15年の12月頃の話です。そろそろ次の選挙を考えなければならない時期です。既述ですが、私が全国、あるいは、東京初と言った新いたな政策を展開、財政再建をしました。一方、官製談合をつぶし契約改革をし、開発に関わる利権活動を監視したりと、ある種の勢力にとり目の上のタンコブの存在だったと思います。港区政を裏で仕切っている麻布十番のK氏から「次の区長選にライバルを出す」(S元港区長の意向があったと思います)などの発言が続きました。

一方で、再選をしたいなら「元港区長S氏(中卒で港区に就職し50年近く港区政に関わり区内の人脈が豊富)に土下座をしろ。」とK氏含め2人の方から言われました。驚きました。今時「港区長になりたければS氏に土下座しろ」。国際都市、東京の都心区での本当の出来事です。同時にもしS氏に再選をお願いするとS氏から「建築や都市開発に口出すな。(官製談合に口出すな、開発利権に目を光らすな。)経歴を語るな、・・・」など付帯条件が出されることは目に見えていました。さらにS元区長が常に語っていた「俺は区長選に出馬するに当たり退職金4000万円をすべて選挙の仕切り屋に渡した。」「だから、再選されたいなら俺が選挙を仕切ってやるから金もってこい。」と言われると感じました。

このようなことは私には受け入れられません。私は公正に地道に努力し仕事をすることを人生観としています。他人にペコペコし仕事をもらったり、地位や名誉を買うという発想がありません。これまで多くの仕事を依頼され、様々な公職や組織の長を依頼されました。私の実績、経験に基づき評価、判断された結果です。依頼されればありがたく引き受けベストを尽くすのが私の人生観です。資格もない、知識も経験も十分でない人物が名誉を欲しがるのでしょう。

私は再選に立候補せずとS区長、麻布十番K氏に内々伝えました。病気で引退したはずのS元区長はキングメーカーとして動き回りました。本来組織としては、助役(現在は副区長という名称)など組織のナンバーツーやナンバースリーが区長候補となるのが適当と思います。適任者がいませんでした。その程度の港区役所の組織だったということでしょう。少し前まで港区役所の人事課長だった武井さんが区長に就任。武井さんはおとなしい性格、建築や都市計画の知識はゼロ。ある勢力にとり都合が良かったのでしょう。組織上、区役所の課長は東京都庁の組織で言えば〇〇担当課長レベルです。都庁で言えば課長見習いというレベルです。東京都庁の局長たちは驚いたと思います。当時の港区役所はその程度に人材がいなかったということでしょう。地方政治の一コマです。

後年、元区長S氏が著作で私について事実と異なる記述がありました。そのことについては後日。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>