平成天皇陛下の思い出、温かいお気持ちとお心遣い。

平成天皇陛下のお誕生日の平成30年12月23日、お言葉に感激しました。陛下ご自身、感極まったご様子を感じました。多くの国民がお祝いに皇居に行きました。また、平成31年1月2日一般参賀では15万人の国民が訪れました。当初の陛下のお出ましは5回だったそうですが、陛下のご意志で2回も追加され7回のお出ましがあったと報道がありました。記者会見の内容、一般参賀へのお出ましでも陛下の温かいお気持ちとお心遣いが強く感じられます。

私事ですが、陛下についての思い出です。アメリカ政府が実施するフルブライト留学制度発足60周年を記念する式典、レセプションがありました。たまたま、めぐりあわせでその時は私が同窓会長でした。陛下をお迎えしレセプションを開催することになりました。ご多忙なご公務の中で、時間を割いていただき、レセプションに両陛下のご臨席を賜りました。その時期は心臓手術後、まだ、それほど時間が経過していないこと、海外へのご訪問後ということで、陛下のご臨席は難しいのではと思っておりましたが、陛下の温かいお気持ちでレセプションにご臨席を賜りました。同窓生等とお話をいただき、楽しいひと時を賜りました。翌日の新聞記事を見ますと、レセプションの後、皇居にお戻りになり、シンガポールの元首相と夕食会があったと知り、一層、恐縮しました。参加者の中には、ノーベル賞受賞者の根岸先生、元駐米大使の大河原さん、東日本震災の被害者もおり、両陛下は同窓生の語る留学時代の思い出話の内容に熱心に耳を傾けていただきました。両陛下の温かいお気持ちお心遣いを感じました。

その10年前、フルブライト留学制度50周年のレセプションの時のことです。両陛下のご臨席を賜りました。私は一同窓会員として遠くから様子を見るつもりでいましたら、同窓会事務局から「原田さん、アメリカからの留学生や研究者は天皇皇后両陛下のお立場を十分理解せず、万が一、陛下の前にアメリカ人留学生が押し寄せ、不躾な質問があったら、原田さんは陛下の隣に立ち、そうした質問を適当にさばいてほしい。」と指示を受けました。突然の指示で驚きましたが、指示通りにしました。確かに不躾と思われる質問もありましたが、私が冷や冷やしながらコミュニケーションの交通整理をしようとしていると陛下が上手に相手の質問に対応されました。事務局はじめ周囲の心配は全くありませんでした。

偶然、二度陛下のおそばに立つ機会がありましたが、温かいお気持ちとお心遣いを強く感じました。貴重な時間を賜りました。感謝です。今後はお元気でお過ごしいただきたいとお祈り申し上げる次第です。

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