トランプ大統領側近、FBI逮捕の実況中継、日本と異なるFBI流

日産前会長ゴーン氏が長期拘留でフランスのマスコミなどが不当な長期拘留の取り調べであると批判しています。日本の検察は日本の法律に則り適法であると説明しています。もっとも(へたな)日本流の広報で海外にうまく説明が伝わったか不明です。

1月25日(金)夜CNNニュースを見て驚きました。トランプ大統領の側近と言われるロビースト、ロジャー・ストーン氏(フロリダ州)の自宅を未明FBIの大勢の捜査官(戦闘服、機関銃を持っています)が急襲、逮捕しました。相手がギャングならともかく一般のビジネスマンです。自宅に合法的な護身用のピストルくらいはあるかもしれませんが、機関銃など兵器はないはずです。しかし、相手に威圧を与えるため、大勢で、戦闘服で、機関銃を持って逮捕状を執行し、家宅捜索をするスタイルに驚きました。私は留学時代を通じ、アメリカの警察(FBI(連邦犯罪の捜査), 州警察(ハイウェイパトロール)、市警察(市の治安維持)、郡の保安官(市が結成されていない地域の治安維持)、大学警察(大学構内の治安維持)など様々な組織の警察が独自にあります)をある程度知っていましたが、今回のストーン氏逮捕の映像には驚きました。また、CNNが現場を報道した事にも驚きました。FBIがCNNを連れて行ったのでしょう。

日本ならあり得ない方法ですが、仮に一般人にこのような方法で逮捕状の執行をしたら、警察、検察は世論から大批判を浴びると思います。10数年前、しばらくぶりにスウェーデンを訪問中、事件が発生した際、スウェーデンの警察は機関銃を持ってバス車内の検問、道路でトラックなどを止め検問していました。

国ごとに司法機関の執行のやり方が異なります。

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