50年前1969年早稲田大学の交換留学生としてオハイオ州のThe College of Woosterで1年間学びました。建築デザイン理論の授業を取りました。教授Arnold Lewis氏は授業の一環として、学生10人ほどを自らのマイクロバスに乗せ高速道路ひた走り、ペンシルベニア州フィラデルフィアに連れて行ってくれました。教授の弟がフィラデルフィアで建築事務所に勤務しているとのことで、弟の住宅に雑魚寝です が宿泊させていただき(無料)、弟が勤務する設計事務所を案内いただき、その他、フィラデルフィアの著名建築を案内していただきました。オハイオ州のウースターからフィラデルフィアまで500キロ以上。教授の運転する車(無料)、弟の自宅に泊めさせていただき(無料)、フィラデルフィア美術館(ちょうど、ブランクーシ展を開催中:ルーマニア生まれ、抽象彫刻の指導者、イサム野口の師匠)を見学し、ペンシルバニア大学を見学、世界の指導的建築のイーロ・サーリネン設計の学生寮、ルイス・カーンの設計したリチャーズ・メディカル・センター、当時有名になりつつあった当時若手建築家ベンチューリーのデザインした住宅など見学できました。教授の配慮で無料ですばらしい建築視察旅行を楽しみました。ルイス教授の自己犠牲、奉仕の精神ですばらしい授業を体験できました。
50年前留学先の教授の親切な指導
コメントをどうぞ