世界で戦う早稲田を目指す。新総長の下で意欲的な戦略

2019年12月7日、早稲田大学の商議員フォーラムが開催されました。田中愛冶総長と笠原博徳副総長のプレゼンを拝聴しました。早稲田大学は30年後をめざし世界で戦う大学を目指す、早稲田オープンイノベーションバレー構想です。総長と副総長の共通の特徴は世界的学会の会長を務めている点です。田中総長は世界政治学会の会長、笠原副総長は国際コンピューター学会の会長です。

私自身、学生時代3度の海外留学とその後の国際会議出席の経験から日本人の研究者がたくさんある国際学会を動かす指導者になるべきと思っております。日本の研究活動、大学の存在感がアッピールできます。ネットワークが構築され、様々な情報が入ります。日本人の特性として、大変内向きと感じます。建築でも建築士会などの活動を見ていると国際化というテーマは敬遠されているようです。国際化となると、教員の採用方法、教育研究のあり方など、欧米の大学並みにしてゆく必要があります。変化を具体化するのに大いなる障害があります。抵抗勢力です。今後の早稲田の頑張りに期待したいと思います。

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