アメリカ人と日本人の時間距離感覚の違い。西部劇と時代劇の違い。インフラの思想の違い。

1960年前後はアメリカのテレビ映画の多くが日本で放映されていました。ホームドラマ、ヴァラエティショウ、警察物語、それから西部劇。その一つにララミー牧場がありました。時代想定は19世紀後半と思います。主役のジェフ(ロバート・フラー)の台詞。「(ワイオミング州の)ララミーから(コロラド州)のデンヴァーまで馬で急げば一日で往復できる。」地図で見ると200キロ。その頃日本では武士も庶民もほとんどが「徒歩」による移動でした。1日40キロ程度の移動ですから200キロ離れた都市まで5日程度要します。往復で10日です。

アメリカでは馬のスピード、正確にはわかりませんが、時速40キロ、50キロと思います。日本では歩く速度、時速4キロと思います。

道路の幅員は、想像ですが、アメリカでは馬の速度に合わせ、10メートル以上。日本では歩く速度に合わせ、4メートルから6メートル。アメリカでは自由に移動。日本は関所で通行者を吟味。都市づくり、インフラ整備にこうした思想の違いが根底にあります。

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