3度の海外留学とは幅広いネットワーク。

3度の海外留学をし、最先端の学問内容を習得し、異なる地域の文化を学び、そして多くの友人、教授たち、同窓生とのネットワークができました。大きな財産です。一般的に早稲田大学の建築学科を卒業した仲間と比べ、異なる分野の仲間づくりができました。早稲田大学の留学の同窓生は、大手金融機関、商社、航空会社、マスコミ、弁護士などの専門職などの分野で仕事をしました。フルブライト同窓会は、中央官庁の幹部、大学教授、経済界、弁護士などの専門職、マスコミなどの幹部に仲間がおりました。

港区長時代、3回海外留学したと話をすると元区長から「海外留学したという話をするな」とお小言がありました。私は「設計事務所の社長でした、では、区民がなぜ区長をするのか理解が困難でしょうから、3回海外留学した挑戦心豊かな、かつ、最先端の知識を有し、また、多くのネットワークを持っている人物です、安心ください。」という意味です。公務員であれ大企業であれ、大学卒業し組織に就職した場合、同一組織で長年勤めればその組織については習熟します。しかし、他の分野の人との付き合いは限られます。私の場合はその対極で、多くの異分野で多くの友人を作ることができました。実際、そうした友人から仕事で貴重な助言をいただきました。同一組織に長年在籍し、他の組織や他の分野を歩んできた人間を認めようとしない元港区長や最高幹部らの姿勢は残念でした。最近ダイバーシティ(多様性)というキーワードが拡大、浸透しています。港区の最高幹部はこのキーワードの意味を理解できないし、具体的な実践をしていません。

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