新型コロナウィルス。指定感染症トップダウン。疫病は都市崩壊の原因の一つ。

1月28日(火)の報道で、政府は首相官邸のトップダウンで、新型コロナウィルスによる肺炎を「指定感染症」としました。よかったと思います。政治判断で決定したと思います。ウィルスはどんどん進化します。制圧してもまた新しいウィルスが生まれます。28日日本でも武漢への滞在歴がない日本人が新型コロナウィルスの肺炎にかかったと報道がありました。疫病は都市を崩壊させる原因の一つです。3.11の大震災の際、アメリカ、ドイツ、フランス大使館は翌日避難命令を出し、大使館員や留学生など東京から避難しました。危機管理の鉄則です。(危機管理の最悪の例はイランイラク戦争の時の日本政府の対応でした。西ドイツ、韓国などは直ちにそれぞれの国の軍用機が救援に来ました。日本政府は何もせず、一部の日本人はトルコ航空の救援機に救助されました)

疫病は都市を崩壊させる原因の一つです。1977年建築家菊竹清訓先生から頼まれ、Scientific AmericanのCities(日経サイエンス)の「都市」の翻訳をしました。サイエンスは、特に医学、物理、化学分野の論文はノーベル賞候補になる権威ある専門誌です。アメリカでは当時40万部くらいの販売量でした。(40万人が読んでいることでアメリカ人の知的水準が分かります)その中で、カリフォルニア大学バークレー校のデイヴィス教授、また、テキサス大学ショーバーグ教授の論文に、都市の誕生の要因と「都市の衰退の要因として、環境破壊、戦争、経済の衰退、そして健康被害(疫病)の4つが主な原因」と書かれています。今回、新型コロナウィルスが発生した国が中国ということです。共産党一党独裁政権で、自由な報道がされないという問題があります。国が出す報道がどこまで正確か、不明なのが問題です。蔓延が収束することを祈ります。

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