伊藤栄樹検事総長・かつてスピード違反で巡査から交通違反キップ。黒川東京高検検事長は?

1980年代半ば。日経新聞のコラムに当時の伊藤栄樹検事総長が定期的に寄稿していました。内容は忘れましたが、歯切れの良い文体で、私は作文の手本にしようと思いました。

コラムの一つに、「かつて北海道でレンタカーを運転中スピード違反で警察官から交通違反切符を切られ、罰金を納めた。」と書いてありました。率直な内容に感激したのを覚えています。悪く考えればその時「検事」の名刺を見せれば巡査は見逃してくれたかもしれません。双方潔く「法と証拠に基づき処理した」ということでしょう。

今回の黒川検事長の場合、常習賭博を本人も認めています。一般の国民が麻雀賭博で警察に逮捕されたと、昔の新聞報道を記憶しています。「法と証拠に基づき」ですから、警視庁の所轄の警察署の巡査ですら、黒川を事情聴取すべきでしょう。すると、国民、都民から、警察は真面目に仕事をしていると高い評価をされると思います。「相手が検事長だから格が違う」など遠慮したとすれば、警察は相手により区別する「法と証拠」に基づかないいい加減な組織だと信頼を失います。巡査で結構ですが黒川検事長を事情聴取してはいかがでしょう。賭けマージャンの場所は中央区内です。管轄の警察署はどこかわかりませんが、本庁にご意見をうかがわないで、独自に淡々と黒川を事情聴取をすべきでしょう。

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