ニューヨークタイムズの21年2月25日の記事で、民間研究機関の調査で高齢者が住み易い、住みにくい州の紹介がありました。評価の視点は、経済、生活の質、医療福祉の3分野で、45の指標から評価しました。(1)経済分野は生活費、税金、相続税など、(2)生活質は犯罪率、公共交通の利便性、貧困率、雇用、ボランティア活動の可能性、居住環境、(3)医療福祉は平均余命、死亡率、COVID19の陽性者率などです。50州を評価、ランキング、ベスト3はフロリダ州、コロラド州、デラウェア州、ワースト3はニュージャージー州、ニューヨーク州、ミシシッピー州です。
フロリダは以前から高齢者が移住する州として有名です。コロラド州も訪問したことがありますが、何となく、納得。デラウェア州は分かりません。また、ニュージャージー州、ニューヨーク州は大都市を抱え、物価高、犯罪率の高さなどから、何となく納得。しかし、ニュージャージーでもニューヨーク州でも、郊外に行くと、高齢者に優しい自治体も多いと思います。
州単位ですと、広すぎますから、出来れば自治体毎の評価があるとよいのではと思いました。日本で私は不勉強で分かりませんが、こうした調査結果があると、老後の居住地選択の参考資料となります。