ニューヨークタイムズ6月17日の記事の紹介です。ヨーロッパ中央銀行は監督下にある銀行にジェンダーの多様性について提言しました。銀行幹部の多くは男性です。企業に融資する際、男性経営者の場合は融資は比較的簡単、女性経営者に対しては審査が厳しいとのこと。ヨーロッパの銀行の幹部の女性比率は8%。アメリカでも22%。この傾向が続けば、銀行のジェンダー平等に到達するのは2085年。
原田コメント。ヨーロッパもアメリカも女性の社会参画は、日本と比べれば相当進んでいますが、銀行は例外、保守的というのは驚きです。日本の政治、行政、企業、大学などは、上記の状況よりももっとひどいです。