パンデミック後の住宅設計

COVID19でリモートワーク、テレワークが進み、今後、住宅の設計方法が変わらずを得ません。アメリカで今後の住宅設計のあり方に関してBuilders(住宅建設を対象とした専門誌)にMark Woodsonが寄稿しています。原田のコメントを含め、記事の一部を紹介します。記事は7月1日の配信です。

まず、日米の住宅平均規模の違いについて知っておく必要があります。アメリカの住宅の平均規模はおよそ240㎡、日本は120㎡(正確な数値は住宅統計調査などを参照してください)。アメリカの住宅規模は日本の2倍です。次に、水回りの違いについて知っておく必要があります。日本は平均的にトイレ、浴室は1つです。アメリカでは夫婦の寝室に夫婦専用のトイレ、浴室があり、そして、子供用のトイレ、浴室がもう一つ別にあり、合計2か所あります。場合により来客用にさらに一つトイレがあることもあります。これは感染症対策に重要な要素です。罹患し自宅療養となった場合、感染防止対策として独立、分離したトイレ、浴室があることは有効です。

Woodson氏は今後の住宅設計の重要なキーワードとして、1フレキシビリティ(弾力性、融通性、状況に応じて部屋の用途を変えたり、間仕切りを変えたりなど)、2清掃容易な材料(感染予防対策のため)、3内部と外部の関係(バルコニー設置、大きな開口部から外部の自然を取り入れる)、4雰囲気をよくする色彩計画(快適な心理状態を維持するため)の以上の4要素です。今後の住宅設計(他の分野の設計も同様ですが)でこうした要素に留意しながら設計をする必要があります。

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