日大とミシガン大学の問題処理の違い

2022年1月16日のニューヨークタイムズによりますと、アメリカの名門大学の一つミシガン大学学長マーク・シュリセルが解雇されました。部下の女性と不適切な性的関係を持ったと指摘があり、理事会が調査し、事実と認定、学長に相応しくないとし、直ちに解雇しました。暫定的に前学長(女性)が復帰しました。

日大の田中前理事長は、週刊誌や一般新聞で、10年前から、有名暴力団組長と交際している、建設会社から多額の金品をもらっていると指摘、批判されました。が、理事会、評議員会の皆さん、こと流れ主義か、田中理事長の風貌や言動が怖かったのか、沈黙を続けました。田中理事長は、長期にわたり理事長ポストに居座りました。

本来、大学の理事長は、高等教育機関の経営者として、大学教育の将来像を示し、そのために優秀な教員を集め、優秀な学生を集め、研究費を確保し、大学から多くの論文、研究成果を出すと言ったことをしなければなりません。田中理事長は相撲では立派な実績を残したようですが、博士号を持たず、学術論文も書いていないでしょう。相撲部監督で威張り散らし、威嚇し、そのポストにいた人物が日本で影響力ある大学の理事長ポストにいたこと自体驚きです。まじめな教員、職員、学生、同窓生にとりとんでもない迷惑です。

理事会、評議員会、監査役、特に、法学部長、経営学部長、危機管理学部長など全員解雇すべき、辞任すべきでしょう。また、マスコミで批判された際、田中側の弁護士も建設会社側の弁護士も「調査したが問題ない」と発言。その弁護士もでたらめな調査をし、事実と異なることを発言したのですから弁護士資格を剥奪すべきでしょう。

アメリカの大学(今回はミシガン大学)は正常に組織が機能していると思います。

港区政でも、大声出すパワハラ議員の共産党幹事長がいました。相手を大声で威嚇し、幹部職員はチジミ上がっていました。しかも、高級外車に乗り、高級スーツを着ていました。同僚議員も、幹部職員もだれも何も言いませんでした。私だけが「共産党の区議が高級外車を乗り回すのはおかしい」と批判しましたが。また宴会でホステスのスカートに手を突っ込むセクハラ議員(ベテランの民主党幹事長)もいました。このようなレベルの連中に「先生、先生」と関係者が呼ぶのがおかしな光景でした。

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