アメリカ建築家協会24年度会長選挙に2人の女性候補

アメリカ建築家協会誌4月号によりますと、2023年度の第一副会長(即ち24年度の会長)の選挙が6月に実施予定で、2人の女性が立候補しました。一人はキンベリー・ニコル・ダウデル(Kimberly Nicole Dowdell)女史、もう一人はエヴリン・リー(Evelyn Lee)女史です。ダウデルは黒人女性で、大手設計事務所HOKの役員、リーはアジア系の女性、若手建築家で、設計事務所のオーナーです。お二人ともいわゆるマイノリティの方。2年前のアメリカ建築家協会会長は女性でした。お二人の今後の活躍に大いに期待します。

翻って、日本の類似団体の日本建築家協会、日本建築学会ではまだ女性会長、女性最高幹部はいません。建築の分野は他の技術系、理系の学会などと比べ女性比率は高いと思いますが、未だに明治時代の価値観の男性役員が牛耳っているのでしょう。

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