オハイオ州ウースター大学の多様性、差別・ハラスメント禁止

アメリカ、オハイオ州にあるウースター大学(The College of Wooster)の同総会誌記事の紹介です。ウースター大学に1969年早稲田大学交換留学生として留学、1年間過ごしました。クリーブランドから南へ100キロ程度、人口2万人の小都市に立地する大学です。リベラルアーツと称する全寮制の一般教養大学です。当時の学生規模は1300人程度、現在は2000人程度。早稲田大学は意図的にこうした小都市に立地する大学に交換留学生を派遣しました。地方都市を体験しろ、勉強に専念しろ、友達作れという意図だったと思います。ウースター大学から定期的に同窓会誌が送付されます。

最近号に重要な情報が記載されていました。大学の理念として「差別禁止」、「ハラスメント禁止」を掲げています。日本の大学も同じような思想を掲げるべきです。

もう一つは多様性です。人種の多様性、留学生の国籍の多さで高く評価されています。ニューヨークタイムズで多様性で2位にランクされました。今回の同総会誌の記事で、プリンストンレビューの引用で、ウースター大学はいくつかのカテゴリーで上位にランクされています。日本の大学経営者はこうしたアメリカの大学の運営を参考に大学改革をすべきです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です