ニューヨークタイムズの1月10日の記事です。北部のミネソタ州のセントポール市の市議会で定数7名で7名とも女性の議員が誕生しました。驚きです。さらに、全員が40歳以下、7名の内6名が有色人種。男性議員がいないのは問題ですが、多様性に富んだ議員構成です。福祉、教育、子育て、人種政策、さらにその結果、都市計画、住宅政策、道路などのインフラ政策がドンドン変わると思います。期待します。
原田コメント、アメリカでは議員が立法します。日本は行政が法案を作り議会で議員が質問、と言うよりイチャモン付け。アメリカでは議員に立法能力が要求されます。
ミネソタ州は北部です。かつて北ヨーロッパからの移民が多い地域でした。50年前訪問しました。アメリカの大都市の空港では清掃員の多くが黒人でした。ミネソタでは白人の女性が従事しており、南部などとの社会の違いを学びました。今回の女性議員はアジア系もいるし、様々な人種から構成されています。大きな変化を感じます。
議員数に注目です。セントポール市はミネソタ州の中で大都市です。議員定数は7名。日本は議員が多すぎるのではと思います。以前も書きましたらニューヨーク市議会は定数51名(都議会は127名)、人口規模4位(240万人)のヒューストン市は16名、内女性8名です。港区は人口20数万ですが、議員定数は34名。